三部構成の、大長編です。
どうぞ気長に、読んでください。
実はこれ、まだ執筆中なんです。
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茂作の了見とは裏腹に、武蔵の評判はすこぶる良い。
それも当たり前のことで、大枚の寄付を村にしている。
しかもこの披露宴には、村民全員が招待されている。
足を運べぬ病人にたいしては、自宅に料理を運ばせた。
子供たちに対しても、チューインガムやらチョコレートやら、ついぞ見たことのない菓子類が配られた。
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えっ?! これが…… 世界の中心、キャバレー[ムーラン・ルージュ]ですか…
なんて、小さな入り口なのでしょう… アリスの不思議な国…なのですか?
昭和の御代にあった三流映画館のような趣きを感じさせる、ほんとに小さな入り口だ。
屋根の、あの赤い風車も、小さい……
もっと、こう、重厚な威圧してくるような赤い風車を思い描いていたわたしには、玩具のように感じられてしまう。 . . . 本文を読む