昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (二) そんな自分に腹が立ってきた

2014-10-05 10:56:31 | 小説
「でも、ぼくなんかじゃ。ぼくなんかじゃ、、」 激しく泣きじゃくりながら、母の胸に抱かれている錯覚に陥った。 ユミは彼の髪に優しく唇を当てながら、 「タケシは素敵な青年よ。その麗子さんとは縁がなくても、きっと素敵な女性が見つかるわよ。 でもね、ひょっとして麗子さん、タケシが好きだったのかも? よ」 と、囁いた。 . . . 本文を読む

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