昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (五) 中学

2014-10-31 08:22:42 | 小説
中学に入学後は、さすがに小夜子の添い寝を拒んだ。 「大丈夫だよ、もう。僕、中学生だよ。一人で寝られるから」 「どうして? お母さんが嫌いになったの? お母さん淋しいわ」 そんな会話が暫くの間続いた。彼としても母親の添い寝が疎ましくなったのではない。 友達に知られることが恥ずかしかったのだ。 . . . 本文を読む

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