長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (三) 何かお礼をしなくちゃね 2014-10-10 08:36:27 | 小説 二人並んで、お互い頷き合いながら店に戻った。 「でも、ケンちゃんは福の神ね。何かお礼をしなくちゃね」 「そうですね、ホントに」 そんな会話が終わるや否や、井上がやって来た。 . . . 本文を読む