昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (十一) 水たまりの中に足を

2015-03-25 09:03:39 | 小説
気のせいか、耀子の瞳がキラリと光ったように感じられた。いつも以上に、妖艶さを感じた。 「残念だけどね。今夜は、お二人さんでどうぞ。この間、邪魔したことだし。ふふふ」 と、のぶこが意味ありげに相づちを打った。 「いやだ、のぶこ。誤解するような言い回しをしないでよ。ミタ君が、警戒するじゃない。 そうじゃないのよ、ダンス大会の説明なの。それに、ミタ君の指導も兼ねてね」 「はいはい、そう言うことにしまし . . . 本文を読む

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