気のせいか、耀子の瞳がキラリと光ったように感じられた。いつも以上に、妖艶さを感じた。
「残念だけどね。今夜は、お二人さんでどうぞ。この間、邪魔したことだし。ふふふ」
と、のぶこが意味ありげに相づちを打った。
「いやだ、のぶこ。誤解するような言い回しをしないでよ。ミタ君が、警戒するじゃない。
そうじゃないのよ、ダンス大会の説明なの。それに、ミタ君の指導も兼ねてね」
「はいはい、そう言うことにしまし . . . 本文を読む
外も暑かったですが、館内は輪をかけて暑い、いや熱い! ですわ。
無論、コートは脱いでますよ。
長袖の下着とネルのシャツだけですがね。
帽子もかぶっていませんよ。
でも、額にうっすらと汗を掻いています。 . . . 本文を読む