[舟のない港] (四十四) 2016-05-16 08:48:45 | 小説 翌日、男の元に受付嬢から連絡が入った。面会だと言う。男に約束はない。 ミドリ? とも思ったが、初老の紳士だという。とに角ロビーに行くから、と電話を切った。 . . . 本文を読む