昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[舟のない港] (四十六)

2016-05-19 08:58:44 | 小説
「いいか、すぐにも麗子を返せ! さもなければ、警察に訴えるぞ! 監禁罪だ、 これは。どこだ、どこにいる! 頼むから、麗子を返してくれ、お願いだ」 そこには、麗子自慢の紳士は居なかった。唯々、娘の安否を気遣う父親が居た。 . . . 本文を読む

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