昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

入院しました。

2024-10-16 08:01:26 | よもやま話

久しぶりの、「よもやま話」です。
というか、宣伝になっちゃうか?

明日から、「血糖コントロール入院」です。
今年の1月末に右肩を骨折しまして、七月頃だったか、
「完全にひっつきましたね」と、整形医からお墨付きをもらいました。

ところが、リハビリ ( 機械による ) がうまくいかず、ビリビリ状態で腕が上がりません。
当初は日常生活にも影響がでるしまつで、はじめて介護保険を使いました。
ヘルパーさんに週一回来てもらって、おもに洗濯干しをお願いしました。
一ヶ月間、一回45分だっただったかな?

ところが7月の末になっても肩の痛みがとれず、二の腕の方にも広がってきました。
で、[運動リハビリ]にうつりました。
ずいぶんと良くなったのですが、まだ肩に重しが入っているような状態です。
もう少しかかりそうです。

入院の方は、骨折するまではそれなりに動いていたので、血糖値も6点台の後半を維持できていたのですが、じわりじわりと3月頃から上がりはじめ、6月に7.2を記録し7月には後半にまで上がってしまいました。
さすがに8点台までは上がっていませんが、7.6~7あたりをウロウロです。 

そこで「下げよう」という話になり、2週間を目処の入院となりました。
入院となるとほんとにやることがありませんから(上げ膳据え膳ですからね)、すこしは物語り創作もはかどるかと、期待しています。
と思っていたら、突然にある構想が……。

以前から頭の片隅にはあったのですが、未完の作品がたくさんあるので押し入れの奥に封印していたんだす。
そいつがとうとうふすまを破ってでてきてしまったのです。
こんな書き出しです。

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 舞台上に大きな樹木が、二方からのスポットライトを浴びて現れた。
静かに流れていたピアノ音が止まり、激しいビートのきいたドラム音がひびき、そして覆いかぶさるようにトランペットによる雷鳴がとどろいた。
そしてその雷鳴がおさまると同時に、大地を揺るがすようにベースの音がひびいた。
そこに、いきなりのバリバリとイナズマ音。

 大木の根っこ近くの幹に落ちて、真っ二つに割れてしまった。
そしてその間から若木が生まれた。
その小さな木の枝にこしかけている、キャシャな少女。
大地の上に降りたつと、ふたたびドラム音がこまかくひびき、ベースがリズムに合わせてブンブンと少女の一歩を後押しする。

“Voicila diva japonaise,Akiko!”
(あたしは、いまここに生まれた。アキコだ)
 力強くフランス語でとどけられた。
”WAaaaO!!!”
地鳴りのような歓声で、少女が迎えいれられた。

[ 見参! 日本の歌姫、Akiko ]
 パリのオランピア劇場の正面上に、大きく日本語で書かれた横断幕がかかげられた。
その挑戦的な幕は、なんの予告もなく、とつぜんに現れた。
街々のかべに、大きなポスターが深夜にはられた。

スレンダーボデイの後ろ姿、少女らしきキャシャなバック。
やせたお尻が、かわいらしい。
まっ黒な背景に、白いドレス姿の……物体。
その両横に、これまた日本語で、
「世界デビュー」「まずは、パリに見参」とある。

 ステージにもどって。
白いドレスが淡いピンク色にかわり、左手をゆっくりと大きく、雲がたなびくようなふうにふられた。
♪ さくら さくら のやまもさとも みわたすかぎり
かすみかくもか あさひににおう♪
 
♪ Les  cerisiers  en  fleurs,  les  montagnes  et  les  villages, à  perte  de  vue, 
voilés  par  la  brume, brillent  sous  le  soleil  du  matin ♪
たどたどしくはあったが、しっかりとやわらかく、フランス語で歌いきった。
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来年?  再来年? 
いつになるかわかりませんが、[ ドール・日本の歌姫 ]としてお届けするするつもりです。
たぶん、奇想天外なそのストーリーに、きっと驚かれるとおもいますよ。  



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