昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ポエム・ポエム・ポエム ~正午編~ =駄洒落=

2019-01-25 18:00:59 | 
もし、許してもらえるなら、
 僕に、時を止める力を お与えください。

              僕は、すぐさま時を止め、
                   テレビの中の
        コニー・フランシスの舞台に飛び乗り
              彼女の手を握るでしょう

 そして……
 でも、だめなんです。

                 手を握ったとしても、
          彼女は、僕の手を握り返し
           きっと、踊り出すでしょう……

 お許し下さい。
 僕が馬鹿でした。
 彼女の方が、一枚上手でした。



        
=背景と解説=

お疲れになりましたでしょうから、お気楽なポエムをはさんでみました。
コニー・フランシス という歌手を覚えてらっしゃる方は、相当なお年でしょうね。
凄い人気歌手でしてね、世界の歌姫でしたよ。

名前からするとフランス人だと思われるでしょうが、違うんですねえ。
イタリア系アメリカ人なんです。(アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク出身)
「可愛いペービー」中尾エミさんが歌ってましたね。
「Vacation」弘田三枝子さんが歌ってました。
他にも「ボーイハント」やら「夢のデート」もそうですよ。

この「夢のデート」なんか、そのタイトルをもらって、小説(?)ものかな、春夏秋冬編として四作書いているはずですよ。

もっとも、この「一枚上」というのがくせ者でしてね。
実際に、よく振り回された 子猫ちゃんのような女の子がいました。
「彼氏がいるのよ」と公言しつつも、わたしとのデートを楽しんでいましたからねえ。
ほんと、わかんない女の子でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿