昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (百三十三)

2011-01-07 19:57:54 | 小説
「なぁにぃ?
独り言なんか言っちゃってぇ・・」
突然、
千佳が入って来ました。
バスタオルなんか、
巻いちゃって。
「おいおい、
なんだよ!
まだ、
早すぎるぞ!
お兄ちゃん、
まだ上がるつもりはないんだからな。」
「いいの、
いいの。
小学校以来だね、
一緒に入るのは。」
慌てました、
マジで。
この間の夢が、
思い出されたんです。
もう湯船から出られません、
弱りました。
それにしても、
なに考えてんだか!
「ナニしてんのぉ?
早く上がんなよ!
洗ってあげるからさぁ。」
タオルにボディソープを付けて、
待ってるんです。



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