昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

わたしの見た、おフランス・パリcity (旅行記) 三十二

2013-07-13 15:27:12 | よもやま話

(三十二)

さ、時間です。いよいよ、ご対面です。
待ち合わせ場所に行くと、ほぼ皆さん、集まっています。
どうやらわたしが、ラストだったようです。
員数の振り分けが終わり、わたしは新しいガイドさんのグループに入りました。
そうですね、お年は……(良いですよね、おフランス在ですから)四十半ばといったところでしょうか。
少し、サービスしたかも? 

入り口

女性には正視できないポスターですかね? 
それとも、外人さんが気になります? 
わたしは、その後ろの座っている女性が気になったのですけれど。

「写真OKですが、フラッシュはだめですから」
度量が大きいというか、日本が狭いのか……

どういう順番で回ったのか、正直分かりません。
そしてまた、作品の説明もできません。
わたしの感想だけで、勘弁して下さいね。

天井画

殿上人が、下界の人間を助けようとしているところでしょうか。
芥川龍之介作の「蜘蛛の糸」を思い出しましたよ。

蓮の花が群生している天上の鬼を散策していたお釈迦様が垂らして下さった、細ーい細ーい蜘蛛の糸に群がる罪人たちでしたが、こちらは一人だけを助けようとしている風に見えます。

でもよくよく見ると、助けを求める人間の手と、神さまの手がうまくマッチしてませんよね。
誰か他の人間への手、なのでしょうか。

それにしても、女性ばかりじゃないですか。
ゼウスさまは、意外に好色だったと聞きますけど、まさか……ねえ。

裸婦

誰の作品でしたっけ? ちょっと変でしょ? 
胴が長いと思いません? 「わざとですよ」って、ガイドさんが言ってたような気がするんですけど。

  
はい! お待たせしましたし、待ってましたよ! 
ミロのヴィーナスさんなんです、わたしが会いたかったのは。

ねえ、どうです! 素晴らしい、お乳ですがね。

腰に巻かれた布も、実に艶っぽい! 
お手々が、どういう動きで、腰の布に交わっているのか……気にはなりますが、これが良いのかも知れませんよ。

しかし、お顔立ちは、鼻筋が通っていて、凜としていますね。
ウエーブのかかった髪は、天然パーマなのでしょうか。

わたしの好みとしては、ストレートでポニーテールの髪型が好きなんですけど。
アメリカドラマでよく見かける髪型でしたけど。

特に、オリビア・ニュートンジョンさんが好きでした。
ほら、体操があるじゃないですか! ダイエット体操が。♪フィジカル!♪

  
はーい! 本邦初公開の、後ろ姿でっせ!! 
もう見た、ですって? ポストカードがある? うーん……

背中が見たかったんですよねえ、ほんとに。
どんな艶っぽい背中だろうかと……

実物はね、正直薄汚れてますし、右の肩の部が削れてますし、がっくりなんですけどね。
でもやっぱり、良いですわ。背骨のラインがね、ゆったりとカーブしてるでしょ? 

それに、ほら! 臀部を覆う布がね、ずり落ちてるでしょ? 
ククク……なんとも……ね!


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