こころ心に雲の広がりをもち 湿った空気のために
澄んだ音でさえも 屈折しがちな
こころ……
広い空 雲の広がりなど ものともしない
雲雲雲 また 雲雲雲
それですら
一つの空としての 美を 創り出している
=背景と解説=
何とか気持ちを落ち着かせようとしています。
不安と焦りと、そして誰に向ければいいのか分からぬ怒りと。
慰め? 同情?
そして新しい恋ごころ?
そんな優しさを向けられても、素直に受け止められない。
初めの三行にこめた思いですが、伝わりましたでしょうか。
思い描く将来の自分は、広い空。
沸き立つ雲ですら、光り輝く未来では単なる飾りとして……。
自分は強いのだと、言い聞かせている。
今思えば、不安で心が押しつぶされそうだったのでしょう。
雲雲雲
力強い積乱雲なのか、それとも雨をもたらす乱層雲なのか
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