25日(月)。昨日は午前中、全ての窓ガラスの掃除をしました。網戸をはじめ埃で相当汚れが目立っていたので、天気も良かったこともあり、思い切って踏み切りました ホースと蛇口のアダプターがマッチしていなくて、いつも水漏れで難儀します
息子に蛇口を押さえてもらいながら、ジェット水流で汚れを落としました
窓ガラスがきれいになると気持ちが良いものです
閑話休題
ギンレイホールで2013年アメリカ映画「ダラス・バイヤーズ・クラブ」を観ました 監督はジャン=マルク・ヴァレです
ロンは賭博、酒、女と奔放な毎日を送っているが、ある日突然HIVで余命30日の宣告を受ける ロンは病気について命がけで勉強し当時(1980年代)アメリカには認可薬が少ないことを知り、メキシコはじめ世界各国を飛び回って未承認薬を持ち帰り、患者たちに売りさばく
彼は、薬の売買ではなく、薬が欲しい者は「ダラス・バイヤーズ・クラブ」の会員になれば誰でも手に入る仕組みを作り上げる
その行為が違法だとして裁判に訴えられ敗訴するが、ロンの売る薬の方が認可薬よりもHIVに効くことが分かり、いずれ彼の実績が認められる
結局ロンは30日どころか7年も生き延びることになる
ロンを演じたマシュー・マコノヒーは死期の迫る男の肉体にするため、21キロの減量に成功したとのこと ロンの人生も壮絶なら、彼を演ずるマコノヒーの人生も壮絶です
この映画は実在のカウボーイをモデルにした物語です。ただの不良カウボーイが、HIVを宣告されたことにより、生きる欲求に駆り立てられ、自ら、そして同じ病気で苦しむ人々を救うという目的が出来たことが、生き長らえる原因となったのです
この映画を観て考えるのは、もし自分が余命30日と宣告されたらどうするだろうか、ということです 何の目的もなく、ただ毎日を漫然と暮らすのでは何も残らないでしょう
それは余命が30日に限らず、1カ月でも1年でも10年でも同じことです
私は年間、クラシック・コンサート170回、映画45本、読書70冊という目標を掲げ、それを達成すべく努力していますが、さらに付け加えるとすれば、それら全てをブログに書き遺すことを自分に課しています どの日を切り取っても、私の人生が標されています。目標のない人生なんて考えられません