28日(木)。昨日の朝日新聞朝刊 第1面の題字下コラム「折々のことば」で鷲田清一氏が吉田秀和著「モーツァルト」の次の言葉を紹介していました
「モーツァルトも微妙な耳にめぐまれたおかげで、ずいぶん苦しんだに相違ない」
鷲田氏はこの言葉の意味を解説していますが、内容はともかく、なぜこの日に吉田秀和著「モーツアルト」を取り上げたのか、とちょっと疑問に思いました ウォルフガング・アマデウス・モーツアルト(1756~1791)の命日は12月5日(誕生日は1月27日)だし、吉田秀和氏(1913~2012)の命日は5月2日(誕生日は9月23日)だし、どちらもずれているなあ、と
鷲田氏がこの本をコラムで取り上げたキッカケに興味があります
ところで、このブログで何度か書きましたが、私のクラシック入門曲はモーツアルト「フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314(285d)」でした そんなこともあって、所有する約4000枚のCDのうち約700枚はモーツアルトで、モーツアルトに関する書籍もできるだけ読んできました 今でも捨てずに手元にあるモーツアルト関連の書籍は単行本と文庫本を合わせて26冊ほどありますが、そのうち吉田秀和氏の執筆による本は「モーツアルトを求めて」(白水社・1982年刊)と「私のモーツァルト」(河出文庫・2021年刊)の2冊です
「モーツアルトを求めて」の内容は①モーツアルトの生涯と音楽、②作品(交響曲第39番、クラリネット協奏曲、フィガロの結婚ほか)、③演奏家のモーツアルト像(カラヤン、セル、ハスキルほか)から構成されています 一度読んだだけでほったらかしにしていたので、いつか再読してみようと思います
ということで、わが家に来てから今日で3607日目を迎え、来年1月の兵庫県あわじ市市長選に出馬を表明していたN国党の立花孝志党首が27日、自身のYouTubeを更新し、一転して自身の生まれ故郷の大阪・泉大津市市長選に立候補する意向を示し、「当選したら、南あわじ市の市長選挙は辞退します!!」と主張した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
住民無視・自分本位の立花の本質が露呈した立候補地変更だ 選挙民を馬鹿にしてる
昨日の夕食は「豚バラと野菜の鰹節出汁鍋」にしました 最近は1週間に1度は鍋のような気がします
手元の本が残り1冊になったので、いつも通りジュンク堂書店池袋本店で10冊購入しました
1冊目はエド・マクベイン著「キングの身代金」(ハヤカワ文庫)です 本書は、読んだばかりの米澤穂信著「米澤屋書店」で紹介されていたもので、黒澤明監督「天国と地獄」の原作となった作品です
2冊目は泡坂妻夫著「乱れからくり」(創元推理文庫)です この本も「米澤屋書店」で紹介されていたもので、米澤穂信が絶賛していた作品です
3冊目は「海外ミステリ・ハンドブック」(ハヤカワ文庫)です 海外のミステリーのガイドブックが欲しかったので購入しました
4冊目はジェフリー・アーチャー著「運命の時計が回るとき」(ハーパーBOOKS)です この著者の作品は「クリフトン年代記」(新潮文庫)をはじめ文庫化されている本はすべて読了し、ブログでご紹介しました ハーパーBOOKSから出ているとは知りませんでした
5冊目はハン・ガン著「すべての、白いものたちの」(河出文庫)です ノーベル文学賞を受賞した韓国の女性作家の作品です
6冊目はブレイディ・みかこ著「両手にトカレフ」(ポプラ文庫)です「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」でお馴染みの著者の小説です
7冊目は反田恭平著「終止符のない人生」(幻冬舎文庫)です ショパン国際コンクール第2位を果たした反田恭平のこれまでの軌跡を振り返っています
8冊目はダロン・アセモグル&ジェイムズ・ロビンソン著「国家はなぜ衰退するのか(上)」(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)です世界の経済格差の根本原因は何かを探ります
9冊目は安田登著「つらくなったら古典を読もう」(大和書房)です 古事記、平家物語、論語などの古典を振り返り勉強します
10冊目は野口敏著「どんな人とも楽しい会話が続く話し方のルール」(王様文庫)です 口下手なものですから、参考にしたいと思います
いずれも読み終わり次第、順次当ブログでご紹介して参ります