29日(日)。クレジット会社からメールが入り、来年1月10日の銀行預金からの引き落としが半端ない金額であることが判明しました 内訳をみると東京交響楽団、東京フィル、読売日響(定期 & 名曲)、新日本フィル(サントリー & 扉)、東京シティ・フィル(定期 & ティアラ)の各年間会員券代がこの日に引き落とされることになっています オーディオ機器やLPレコードの売却益をすべてつぎ込まなければなりません 東京都交響楽団はすでに引き落とし済みで、NHK交響楽団と新国立オペラの請求が半年ずれていて良かったと思います
ということで、わが家に来てから今日で3638日目を迎え、米ホワイトハウスのカービー大統領補佐官は27日、中央アジアのカザフスタン西部でアゼルバイジャン航空の旅客機が墜落した事故を巡り、ロシアの防空システムに撃墜された可能性を示す証拠があると明かした というニュースを見て感想を述べるモコタロです
作為的かどうかに関わらず プーチン・ロシアは 他国の平和や安全など念頭にない
昨日の日本経済新聞に「回顧2024 私の3冊」が、朝日新聞に「書評委員19人の『今年の3点』」がそれぞれ掲載されていました
日経の読書面には「本と出会う場 維持へ模索 ~ 実録風ホラーがヒット」という見出しの記事(西原幹喜)が掲載されていました 超略すると次の通りです
「出版科学研究所がまとめた2024年の書籍・雑誌の推定販売金額(1~11月)は前年同期比5.7%減の9172億円だった 20~21年にはコロナ禍の巣ごもり需要があったが、22年以降はさえない。雑誌は同7.8%減の3701億円と、落ち込みが目立つ 書籍は同4.2%減の5470億円。一方、出版文化産業振興財団が発表した8月末時点の全国の書店数は7828軒で、1か月あたり32.7軒のペースで減る 無書店自治体の割合は全国で27.9%に上った。3月には経済産業省が書店新興プロジェクトチームを設置。書店経営者らへの聴き取りやパブリックコメントを実施するなど、本と出会う場を維持しようと模索が始まった 新たな書店のかたちとして広がりつつあるのが既存の出版流通に頼らない『独立系書店』や、柵の借り主が本を売る『シェア型店』だ 日販が発表した年間ベストセラーではユーチューバーの雨穴著『変な家2』が1位だった 5位、6位には同じ著者の『変な家』『変な絵』が入った。いずれもフィクションを実録風に演出した『モキュメンタリ―』の手法によるホラー小説だ。実録風ホラーのヒットが際立つ。『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆)や、ガルシア=マルケスの『百年の孤独』文庫版のヒットも話題になった 2つの話題書が象徴するのは、きっかけがあれば本を読みたい人はたくさんいる、ということだ 本との出会いを演出する存在として、リアル書店や店主、そこへ集う人々の役割はなお大きい」
「本を読む習慣がない人」の増加は今に始まったことではありませんが、年々深刻度が増しています 「無書店自治体の割合は全国で27.9%」というのは衝撃です 雨穴著『変な家』はタイトルに惹かれて読みましたが、ブログでの書いた通り、リアリティがないと感じました
日経は「私の3冊」として書評委員15人の選んだ「マイベスト3」を、朝日は「今年の3点」として書評委員19人の「マイベスト3」をそれぞれ掲載しています 日経で選ばれた45冊、朝日での57冊、合計102冊の中で私が読んだ本は1冊もありません しかし、これは当然といえば当然です 書評委員が選んでいるのは今年1年間に刊行された新刊の単行本であり、私が読んだのは主として単行本を文庫化した文庫本だからです
新聞の「書評欄」を読んでいつも思うのは、対象が単行本に偏り過ぎていて、文庫本は扱いが極端に少なく片隅に追いやられているということです 朝日も日経も改善してほしいと思います