11日(水)。わが家に来てから410日目を迎え、娘の部屋の椅子の下から脱出を図るモコタロです
閑話休題
昨日 11月10日は健さん、こと高倉健の一周忌でした。これを機に池袋の新文芸坐では「健さん あなたを忘れない~高倉健 一周忌」という特集を組んでいます 10日(火)から27日(金)まで、14日(土)を除く毎日、健さん主演の映画を上映しています 12日と13日が「八甲田山」1本の上映で、その他の日は2本立てです。新文芸坐のありがたいところは、毎日違う作品を上映する日替わりメニューであることです
昨日は「鉄道員」と「冬の華」の2本立てでした。上映開始の9時45分より15分前に会場に着きましたが、「目覚ましテレビ」(フジテレビ?)のクルーが来ていて、来場者にインタビューをしていました 私もつかまりそうになりましたが、世間に面が割れると赤面の体なので知らん顔をしてスルーしました。クルーをスルーね 今日は1本目に観た「鉄道員(ぽっぽや)について書きます
「北海道の小さな駅の駅長・佐藤乙松は、鉄道員(ぽっぽや)一筋に人生を送ってきた。幼い女児を亡くしても、愛する妻を亡くしても、その場に駆けつけることが出来ず、仕事を全うしてきた かつて乙松とともに蒸気機関車を走らせてきた同僚の杉浦が、定年を迎える乙松にリゾートホテルへの再就職の話を持ち掛けるが、鉄道以外のことは分からないから、と言って断る そんな乙松の前に一人の少女が現れるが、少女に死んだ娘・雪子の面影をみる。その夜、少女が忘れていった人形を取りに来たと言って中学生の姉が乙松を訪ねるが、その娘も人形を忘れて帰る。その後、今度は2人の姉だという高校生が現われ、鉄道が好きだと言い話が弾みいっしょに食事をする。実はその娘は17年前に死んだ乙松の娘・雪子だった。彼女は自分が成長する姿を乙松に見せに現れてくれたのだった 翌朝、乙松の亡骸が駅のホームで発見される」
映画の冒頭、D51(デコイチ)が北海道の原野を走る雄姿が映し出されます。鉄道好きにはたまらないシーンでしょう この映画を観て一番感動したのは、高校生の娘(広末涼子)が鍋料理を作り、それを乙松が食べるシーンです。その時はまだ、乙松は彼女が自分の娘だとは気が付いていない場面ですが、なぜか涙が出てきて止まらなくなって困りました
映画を観ていてちょっと気になったのは音楽です。「テネシー・ワルツ」が数か所で流れますが、この選曲にはどういう意味があるのでしょうか?確か健さんが別れた江利チエミさんがよく歌っていたように記憶していますが、関係ないでしょうか?分かりません
それにしても、高倉健という人は、画面に顔や姿が登場するだけでサマになります この映画の主人公・乙松のように”仕事一筋”の人生だったのでしょう。健さんの顔には”人生”が刻まれていました
この映画は降旗康男監督が、浅田次郎の第27回直木賞受賞作品「鉄道員」を映画化(1999年制作、112分)したものです。静かな感動を呼ぶ名作です
も一度、閑話休題
映画の帰りに池袋西武のUCCショップに寄ってモカの豆を挽いてもらいました。NPCで働いていたときは、ビル7階のパントリーで1日2~3回は美味しいコーヒーを飲んでいたのですが、退職してからは内幸町まで通うわけにもいかないので、家でコーヒーを飲んでいます ただし私の場合は、何が嫌いかと言って、缶コーヒーやインスタント・コーヒーほど嫌いなものはないくらいなので、コーヒー専門店で豆を挽いてもらい家で飲むようにしています 先週はkeyコーヒーでモカを挽いてもらいました。私はやや甘みのあるモカが一番好きです
閑話休題
昨日の夕食は私が作りました 「いり鳥」という料理です。材料は、鳥もも肉、レンコン、人参、こんにゃくです。一昨日は豚しゃぶだったので、大して苦労はなかったのですが、今回は料理本のレシピを見ながらの料理だったので苦労しました。舞茸の味噌汁、野菜サラダ、ホウレン草といんげんのお浸しと同時進行で作ったので作業は困難を極めました 出来上がりは下の写真の通りです
さて、娘が帰宅したので食べてもらったところで、「さて『いり鳥』の食材の中で唯一失敗したものがあります。それは何でしょう?」と問題を出したところ、「鶏肉じゃないの?これはムネ肉だけど、本当はもも肉を使うんじゃないかな」と言います さすがは毎日料理を作っている人は違います。当たりです スーパーで、もも肉を買うべきところを何故かムネ肉を買ってしまい、料理をする時になって初めて気がついて唖然としたのです 「鶏肉をトリ違えただけ」と自分を納得させていると、娘が「私も、もも肉を使うべきところをムネ肉を使って料理したことがあるから・・・・味は美味しいよ」とフォローしてくれました
先週までは娘が夕食を作ってくれていましたが、これからは私の出番が多くなりそうです まあ、料理はクリエイティブな作業なので嫌いではありません。第一、娘が料理を作ってくれるようになる前は私が夕食の用意をしていたわけですから、何ということはないのですが
おめでとうごさいます。
toraさんは、きっと美味しいコーヒーをお淹れになります。焙煎間でなさったりして?!
ハッピーリタイアの日々もブログで教えて下さい。、
来年はコンサートはそこそこで、映画と読書が増えると思います。時々ご覧くださいね
お料理の段取りは、すぐに慣れて手早くなりますよ!