7日(日)。わが家に来てから今日で1194日目を迎え、予定を繰り上げて5日に発売された トランプ政権の内幕を描いた書籍「炎と怒り」が全米各地で売り切れが相次いでいるが、同書にはトランプ氏と陣営スタッフが同氏の当選を想定しておらず 当選が確実になるとトランプ氏は困惑した様子だったことも書かれている というニュースを見て感想を述べるモコタロです
本人を含めて誰もトランプ氏の当選を想定していなかったわけね その結果が今か
昨日の日経夕刊に「懐かしの機器 中古人気 レコードプレーヤー・ガラケー」という見出しの記事が載っていました 超訳すると
「レコードプレーヤーや従来型携帯電話(ガラケー)といった懐かしい機器の中古売買が盛り上がっている 日本レコード協会によると、2016年のレコード生産枚数は09年の8倍近い79万9千枚。独特の音質や大きなジャケットに注目した若者の購入が増え、再生機器のニーズが高まった。新品プレーヤーも販売されているが、当時の定番機種が手ごろに買えるため中古の人気が根強いようだ」
すでに上記のような傾向は見られていたと思いますが、一層強まっているのでしょう 私は今でこそコンサート中心主義ですが、かつてはLPレコード、CDを中心にクラシックを聴いていました その結果がLP2,000枚(現在は1,500枚)、CD4,000枚に至ったわけです TANNOYのスピーカー、ROTELのアンプ、MICROのベルトドライブ・プレーヤー、MARANTZのCDプレーヤーはいつでも稼働可能です しかし、現在ではLPレコードはほとんど聴いていません。と言うよりも聴いている暇がありません
ところで、上記の記事の中の「大きなジャケットに注目した若者の~」というのは すごく良く分かります その昔「ジャケ買い」もしました 高田馬場の中古レコード店で購入した下の写真のLPレコードもその1枚です
どうです、こういうジャケットを見たら 演奏を聴いてみたくなりませんか
昨日、神楽坂のギンレイホールで「ローマ法王になる日まで」を観ました これはダニエーレ・ルケッティ監督による2015年イタリア映画(113分)です
1938年、イタリア移民の子としてブエノスアイレスに生まれたホルヘ・マリオ・ベルゴリオは、大学で化学を学んでいた20歳の時に、神に仕えることが自分の道だと確信し、イエズス会に入会する 神学を学び、その指導力が認められ、35歳の若さでアルゼンチン管区長に任命される そんな中、アルゼンチンでは軍事独裁政権の恐怖政治による軍の圧力が強まり、ベルゴリオの仲間や友人たちも反体制の疑いで逮捕され殺害されていった。そうした苦難を乗り越え、彼はコンクラーベでローマ法王の地位を勝ち取る
この作品は、2013年に史上初のアメリカ大陸出身のカトリック教会長として第266代ローマ法王に就任したフランシスコの半生を実話に基づいて描いたものです
補佐司教として、貧民街の人たちが都市開発の名目で立ち退きを通告されているのを見かねて、その場でミサを開いて、立ち退きを撤回させるといったエピソードひとつ取っても、ベルゴリオがいかに困った人たちの立場に立って物事を考え行動しているかが分かります 軍事政権下で仲間たちが殺害されたことに対し、「教会は何もしてくれない。神は無力だ」という批判を受けつつも、困った人たちを匿い、できる限りの努力をしたからこそ、後にローマ法王にまで登り詰めることができたのだと思います
ベルゴリオ=現ローマ法王フランシスコは、若い頃から日本での布教活動を望んでいたということです 幕府による異教徒弾圧の時勢の中、「隠れキリシタン」によって聖職者なしで200年もの間キリスト教の教えが伝授されてきたことに興味があるようです 映画の中でも、日本に行こうとして結果的に中止になるという場面が出てきます。ひょっとしたら遠くない将来、ローマ法王の来日が実現するかも知れませんね
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