Gledilegt nytt ar! グレージィレクトニヒトアウル!
2018年となりました。明けましておめでとうございます。旧年中のお付き合いを感謝いたしますとともに、新年の皆様のご多幸をお祈りいたします。
言うまでもないことですが、このブログはマイナーブログを自認しており、人気ランキングですとか、話題性ですとか、そういう「秀でた」スポットにはとんと縁がございません。
それにもかかわらず、中断することなく六年目に入いっており、ちょうどこのクリスマス頃に、訪問者延べ数が二十万人に達しました。ページビューの総数も五十万にあと三千弱というところまできています。
別に「だから何だ」というわけではないのですが、私以外にも目を通してくれている人がいるんだ、ということの証左です。
しかも、こんなマイナーブログに目を通してくださる方は、相当奇特な方と思いますし、そういう方が延べ数でも二十万人いらっしゃってくれるということは有難いことです。改めて感謝いたします。m(_ _)m
空港のある町、ケフラビク途上で見た日の出
ブログを始めたのは2012年の8月26日。始めのうちは張り切って毎日更新したり、一日おきで書いたりしていましたが、そのうちペースダウンして現在は週一回で続けています。
これまで442回の「日記ブログ」を書いたそうです。「そうです」というのは、そういう記録はブログサイトのデータに頼っていて、自分では何の裏付けも取っていないからです。
時々、以前書いた自分のブログに目を通すこともあるのですが、やはり当初と現在では、書き方というか、書く内容にも変化がありますね。
当初よりのブログの目標としたところは、こちらに住んでいる日本人として、アイスランドの生活模様や文化の違いなどを日本の知人や友人に紹介する、ということでしたし、そのこと自体はいまでも変わってはいません。
日常的な文化の紹介という点を考えてみると、始めのうちは色々とあるわけですよ、話したいことが。アイスランドのクリスマスはこんなだ、お正月はこうだ、アイスランド人は夏休みはこうする、という風に。
社会の仕組みの紹介も同じようなものです。学校はこうだ、会社の雰囲気は日本とは違うように思える、健康管理の仕組みはこうなっている、等々。
始めのうちは、そういうことにスポットを当てて書いていましたので、短くて説明的という感じでやっていました。特に、私は牧師ですので、キリスト教的な匂いが強くなり過ぎないように気をつけました。
ですが、そういう身の回りのトピックは、二年もすると一通り食べ尽くしてしまいます。同じトピックを扱うことはもちろん可能ですが、その場合は表面的な情報以上の、何か違う視点を持たなければなりません。表面的な紹介の繰り返しは、書き手の側としては楽しいものではありませんし。
そういうこともあって、四年目あたりからは、表面的な事物の説明だけではなく、その意味するところや、自分で思うところなども加味していくようになりました。これは、そう意識したわけではなくて、自分でもあとから気がついたことです。
それに連れて変わってきたこともあります。まずは一回の文章が長くなってきたこと。これは、多少複雑なことを説明したり、自分の考えを誤解されずにわかってもらうには、相応の文字数が必要になりますから。
もう一つ変化してきたことは、キリスト教的要素が以前よりは濃くなっているだろう、ということです。
このブログは、別にキリスト教の宣伝のためにやっているわけではありませんので、あまりその要素を強くし過ぎたくはありません。ですが、「自分はこう思っている」という部分が増えてくると、どうしてもキリスト教的要素を持ち込まざるを得ないことがあるのです。牧師ですし。
と、いうわけで、どうしてもキリスト教的な匂いや、教会絡みの話しが出てきてしまうことはご容赦ください。
ブログのおかげで、未知の日本の方とお知り合いになれる機会も随分ありました。必ずしもすべてが楽しい結果とはなっていないのですが、それでも「プラスの結果」の方が「マイナスの結果」を上回っています。
「マイナス関係」はほぼ例外なくビジネス上の利益を求めてコンタクトしてくる場合です。私はビジネス目的でやっているわけではありませんので、これは話しが噛み合うことは少ないです。
また、すべての場合ではないのですが、日本のテレビ局からの「面白い日本人はいませんか?」という問い合わせも頻繁にあり、「ちょっと度を越してるんじゃないの?」と思わざるを得ないことがありました。
基本的には「できるなら協力したい」と思っているのですが、稀に「誰もがテレビに出たがっている」という思い込みの上に立って物を言ってくる人もいるようです。とんでもない勘違いだと思います。
と、言いながらも私自身、NHKに出させていただいたことがありましたし、良い思い出です。それなりの準備も必要でしたし、時間も取られましたが、これはプラスの結果だったと思います。
そういうビジネス関係ではなくて、プライベートの延長でお知り合いになれる方もあります。まあ、ここでいうプライベートには、教会での結婚式を挙げに来られる人も含まれますが。
「それは牧師であるあなたにとってはビジネスではないか!」とおっしゃる方もありましょうが、私としては「仕事ではありますが、ビジネスではありません」とお答えしましょう。
「仕事」というのは「責任を持ってきちんとやる」ということで、金銭的な利益を当て込んでいる「ビジネス」ではないということです。
実はつい先日、クリスマス後にもひと組のカップルの方がハットゥルグリムス教会で式を挙げられました。「アイスランドへ旅行に行きたかった」「結婚式もできれば最高」と思っていられたそうです。
が、結婚式の方はなかなかラチがあかなかったのが、偶然このブログが引っかかって私に連絡をしてくださったのです。挙式後、とても幸せそうにしてくださっていたので、私としても本当に嬉しくなりました。
こういう出会いは、人生を豊かにしてくれます。ありがたいことです。
その反面、マイナス結果に終わる出会い、というか「出会う」までいかないコンタクトもあるのですが、お正月にふさわしくないでしょうから、割愛します。それでも一言だけ、加えておきますが、やはり「常識」を忘れてはいけないですよ、他者と接する場合には。
年明け早々、後ろを振り返る的なブログになってしまい申し訳ありません。ですが、今まで続けてこられていることの感謝をお伝えしたかったことがメインです。
今年もマイナー路線を堅持しますので、よろしくお付き合いください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
2018年となりました。明けましておめでとうございます。旧年中のお付き合いを感謝いたしますとともに、新年の皆様のご多幸をお祈りいたします。
言うまでもないことですが、このブログはマイナーブログを自認しており、人気ランキングですとか、話題性ですとか、そういう「秀でた」スポットにはとんと縁がございません。
それにもかかわらず、中断することなく六年目に入いっており、ちょうどこのクリスマス頃に、訪問者延べ数が二十万人に達しました。ページビューの総数も五十万にあと三千弱というところまできています。
別に「だから何だ」というわけではないのですが、私以外にも目を通してくれている人がいるんだ、ということの証左です。
しかも、こんなマイナーブログに目を通してくださる方は、相当奇特な方と思いますし、そういう方が延べ数でも二十万人いらっしゃってくれるということは有難いことです。改めて感謝いたします。m(_ _)m
空港のある町、ケフラビク途上で見た日の出
ブログを始めたのは2012年の8月26日。始めのうちは張り切って毎日更新したり、一日おきで書いたりしていましたが、そのうちペースダウンして現在は週一回で続けています。
これまで442回の「日記ブログ」を書いたそうです。「そうです」というのは、そういう記録はブログサイトのデータに頼っていて、自分では何の裏付けも取っていないからです。
時々、以前書いた自分のブログに目を通すこともあるのですが、やはり当初と現在では、書き方というか、書く内容にも変化がありますね。
当初よりのブログの目標としたところは、こちらに住んでいる日本人として、アイスランドの生活模様や文化の違いなどを日本の知人や友人に紹介する、ということでしたし、そのこと自体はいまでも変わってはいません。
日常的な文化の紹介という点を考えてみると、始めのうちは色々とあるわけですよ、話したいことが。アイスランドのクリスマスはこんなだ、お正月はこうだ、アイスランド人は夏休みはこうする、という風に。
社会の仕組みの紹介も同じようなものです。学校はこうだ、会社の雰囲気は日本とは違うように思える、健康管理の仕組みはこうなっている、等々。
始めのうちは、そういうことにスポットを当てて書いていましたので、短くて説明的という感じでやっていました。特に、私は牧師ですので、キリスト教的な匂いが強くなり過ぎないように気をつけました。
ですが、そういう身の回りのトピックは、二年もすると一通り食べ尽くしてしまいます。同じトピックを扱うことはもちろん可能ですが、その場合は表面的な情報以上の、何か違う視点を持たなければなりません。表面的な紹介の繰り返しは、書き手の側としては楽しいものではありませんし。
そういうこともあって、四年目あたりからは、表面的な事物の説明だけではなく、その意味するところや、自分で思うところなども加味していくようになりました。これは、そう意識したわけではなくて、自分でもあとから気がついたことです。
それに連れて変わってきたこともあります。まずは一回の文章が長くなってきたこと。これは、多少複雑なことを説明したり、自分の考えを誤解されずにわかってもらうには、相応の文字数が必要になりますから。
もう一つ変化してきたことは、キリスト教的要素が以前よりは濃くなっているだろう、ということです。
このブログは、別にキリスト教の宣伝のためにやっているわけではありませんので、あまりその要素を強くし過ぎたくはありません。ですが、「自分はこう思っている」という部分が増えてくると、どうしてもキリスト教的要素を持ち込まざるを得ないことがあるのです。牧師ですし。
と、いうわけで、どうしてもキリスト教的な匂いや、教会絡みの話しが出てきてしまうことはご容赦ください。
ブログのおかげで、未知の日本の方とお知り合いになれる機会も随分ありました。必ずしもすべてが楽しい結果とはなっていないのですが、それでも「プラスの結果」の方が「マイナスの結果」を上回っています。
「マイナス関係」はほぼ例外なくビジネス上の利益を求めてコンタクトしてくる場合です。私はビジネス目的でやっているわけではありませんので、これは話しが噛み合うことは少ないです。
また、すべての場合ではないのですが、日本のテレビ局からの「面白い日本人はいませんか?」という問い合わせも頻繁にあり、「ちょっと度を越してるんじゃないの?」と思わざるを得ないことがありました。
基本的には「できるなら協力したい」と思っているのですが、稀に「誰もがテレビに出たがっている」という思い込みの上に立って物を言ってくる人もいるようです。とんでもない勘違いだと思います。
と、言いながらも私自身、NHKに出させていただいたことがありましたし、良い思い出です。それなりの準備も必要でしたし、時間も取られましたが、これはプラスの結果だったと思います。
そういうビジネス関係ではなくて、プライベートの延長でお知り合いになれる方もあります。まあ、ここでいうプライベートには、教会での結婚式を挙げに来られる人も含まれますが。
「それは牧師であるあなたにとってはビジネスではないか!」とおっしゃる方もありましょうが、私としては「仕事ではありますが、ビジネスではありません」とお答えしましょう。
「仕事」というのは「責任を持ってきちんとやる」ということで、金銭的な利益を当て込んでいる「ビジネス」ではないということです。
実はつい先日、クリスマス後にもひと組のカップルの方がハットゥルグリムス教会で式を挙げられました。「アイスランドへ旅行に行きたかった」「結婚式もできれば最高」と思っていられたそうです。
が、結婚式の方はなかなかラチがあかなかったのが、偶然このブログが引っかかって私に連絡をしてくださったのです。挙式後、とても幸せそうにしてくださっていたので、私としても本当に嬉しくなりました。
こういう出会いは、人生を豊かにしてくれます。ありがたいことです。
その反面、マイナス結果に終わる出会い、というか「出会う」までいかないコンタクトもあるのですが、お正月にふさわしくないでしょうから、割愛します。それでも一言だけ、加えておきますが、やはり「常識」を忘れてはいけないですよ、他者と接する場合には。
年明け早々、後ろを振り返る的なブログになってしまい申し訳ありません。ですが、今まで続けてこられていることの感謝をお伝えしたかったことがメインです。
今年もマイナー路線を堅持しますので、よろしくお付き合いください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
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