こんにちは/こんばんは。
GWも終わり、日常に再アジャストされた頃ではないかと想像します。まだすっかり払拭されたわけではないとしても、久しぶりにコロナの影が薄くなった連休、十分に楽しまれたでしょうか?
私の方も、四ヶ月余りのお休みの後で、またブログ定期更新に再アジャストを試みています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/53/437ca85960c9f9903e732effe4c18e42.jpg)
清涼感アップ用ピック1
Myndin er eftir David_becker@unsplash_com
さすがに四ヶ月何も書かないでいると、「あれも」「これも」とその間に目前を通り過ぎていったことが自然とリスト化されてきてしまいます。
例えば、年末から始まって長期居座った「寒波」。この冬に限って言えば言葉通りの「アイスランド」でした。確か三月は過去四十四年間の観察記録の中で一番平均気温が低い「三月」となりました。にもかかわらず、レイキャビクでは雪はまったく降らず。
それに、明るい話題ではなかったですが、トルコ・シリアでの大震災。アイスランドからもレスキューの医療協力隊がすみやかに合流し活動していました。
あとは日米ともプロ野球の開幕。教会ではそれと前後しての聖週間と復活祭。ラジオ用メサの収録、もっとプラベートなこと(かつ、どうもいいこと)では、最近お気に入りのRKK熊本放送の番組「水曜だけど土曜の番組」について、とかとか。
プライベートというか、私の個人生活のレベルでは、あとケトジェニックダイエットの再開と、同時並行の筋トレの進捗状況。バス通勤を始めたことのプラスマイナス、ホラン千秋ちゃんはカワユイのかうざいのかなど、ブログ題材は十分に堆積してくれたようです。
というわけで?今回はWBCです。「古ー!」「もういいかげんにしゃべり尽くしたぞ」とお思いになるでしょう。私も一応ニュースやネットをフォローしていますので、それはわかります。しかし、私も一言言いたい。
「ダルビッシュ、最高!」
WBCを通して、ダルビッシュが(このブログでは、人の名前は呼び捨てにせず「さん」とか「氏」をつけるのが慣わしなのですが、わざとらしくなるのでここは敬称略です) いかにチーム優先を貫き、自身の成績よりはチーム力のアップに尽力していたかは、もう十分に賞賛されたと思います。
「ダルは変わった」「ダルは成長した」など皆が言っていましたよね。チーム内最年長選手ということの自覚からか、あるいはトップ選手としての自覚からか、若い佐々木選手に新しい球種を伝授したり、馴染めずにいた若い宇田川選手を積極的に引き込もうとしたりしたことが報道されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b3/22ca54be2bb77f0ab309408e31033810.png)
日本チーム最年長プレーヤーとなったダルビッシュ
Myndin er ur SanDIegoUnionTribune_Eugene Hoshiko / Associated Press.web
開幕前や、開幕以降の試合後のインタビューなどを見ていても、(私の見た限りでは)いつも、丁寧に聞き手が理解できるような形で話をするよう努めていた感があります。優等生。
ついこの間(って、五年ほど前)、このブログで書いたことがあるのですが、私は以前はあまりダルビッシュに好感をもっていませんでした。それがある機会に、私が相当に偏見をもってダルビッシュのことを見ていたことに気付かされ、そこから一変してファンとなったのでした。
還暦 ダイエット ダルビッシュ
「ダルが変わった」「成長した」というのは確かでしょうが、今、急に変わったというわけではなく、少なくとも十年くらい前、渡米した後から変わっていったのではないかと思いますし、おそらく今の奥様の影響も多大なのでは?と想像します。
これ以上は他者のプライバシーの詮索になっちゃいますよね。ですが、ダルビッシュのようなスター選手がどのように語り振る舞うかは、いやでも周囲に影響を与えますし、プライベートの域を超えてく面はありますよね。大谷さんが、その面でもいつも注目されているじゃないですか、アメリカのメディアでも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ad/4c3a57281ae650365b0ef634095a2cb5.jpg)
ダルTシャツ いっぱいあります(*^^*)
さて、今回のWBC報道は二月中から三月いっぱいにかけて続いていたと思います。その中で、特にこのダルビッシュの年長選手たるリーダーシップに関心を引かれたわけです。
前回書きました通り、この期間私自身は「引退カウントダウンの時期に入った自分の立ち位置」みたいなことを再考している時期でした。自分の意識としては「まだまだ40歳(気分)」でありながら、客観的に状況が「もうすぐ窓際」となっている現実の間にどのように橋掛けをするか、ということでもありました。
それでダルビッシュの後輩選手たちへの献身に触れた時「ああ、なるほどなー」と感じ入ったわけです。ダルビッシュも「現役選手年齢軸」で考えるならば、私と同程度の道標に差し掛かっていましょう。
そういう中で、彼は自分の試合成績に集中することだけでなく、敢えて若い世代へのサポートに労力を費やしたわけです。WBC優勝後の会見で言ってましたよね、栗山監督: 「ダルにはすまなかったと言いたいです。彼は自分のことをする余裕がなかった」
まあ、私も「次の世代を考えて仕事を設計しないと...」ということは、一応何年か前から考えに入れてはきました。でも、それは「この仕事が後まで継続されるように」という観点からではあっても、具体的な「佐々木」「宇田川」というような個々人への配慮には至っていなかった気がします。
抽象的な「次世代への継承」とか「若手育成」ではなくて、実際にそこにいる若い同労者たちへの、具体的なサポートについて考え、従事しないといけないんですよね。「いけない」というよりは、「そうありたい」と言うべきなのかも。
そのことに思い当たってから、ずいぶんと「引退までカウントダウン状況の中での立ち位置探し」に進捗がありました。直属のボスは、長年の友人で十歳も若い女性牧師なのですが、その人にも話しをし、これからはそういうことにかなりのウェイトを置いて仕事のプランを建てるから、と伝えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/79/60ee44b02f7ff1d776d95d1aa794b511.jpg)
清涼感アップ用ピック2
Myndin er eftir Tom_vining@unsplash_com
四月の末に「シノッド」と呼ばれる教会会議があったのですが、そこでも「移民・難民への/との活動」の説明は同僚のアニー牧師に顔となってもらいました。もちろん、責任を押しつけただけではなくて、準備は一緒にし、フォローのスタンバイもしていましたよ。若手に押し付けて、失敗させて「そら見ろ」とかはサイテーですからね。(^-^;
ただ、ここで気をつけなくてはいけないのは、「自分は終わったんだ」というふうにならないことです。若手に責任を委譲していく中での、一番危険なトラップは「終わった感」に浸り始めることだと思います。感情的には、どうしてもそういう部分は出てくる気がします。
でもまだ、そこまで終わってないから。
それを防ぐには、まずもって自分自身を大切にすることだと思います。これは多岐に渡り、私自身は健康管理(特に筋トレと食事管理)に熱を入れています。これはまた別の回でじっくりと。
そして、自分の仕事を大切にすることですね。きちんと準備をし、良い「結果」を出すことは絶対必要だと思います。牧師のような仕事の場合、何が「結果」なのか?ということは、必ずしも自明のことではないのですが、でも多くの場合、牧師自身は「結果」が何であるのか、各人は知っているはずです。
というわけで、今回は無理やりスーパースターのダルビッシュの生き様を、かけ離れた世界にいる自分の生活と結び付けてしまいました。ダルビッシュファンの皆様、ご容赦。m(_ _)m でも、これも「ダルビッシュ最高!」の一表現です。
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
Facebook: Toma Toshiki
GWも終わり、日常に再アジャストされた頃ではないかと想像します。まだすっかり払拭されたわけではないとしても、久しぶりにコロナの影が薄くなった連休、十分に楽しまれたでしょうか?
私の方も、四ヶ月余りのお休みの後で、またブログ定期更新に再アジャストを試みています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/53/437ca85960c9f9903e732effe4c18e42.jpg)
清涼感アップ用ピック1
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さすがに四ヶ月何も書かないでいると、「あれも」「これも」とその間に目前を通り過ぎていったことが自然とリスト化されてきてしまいます。
例えば、年末から始まって長期居座った「寒波」。この冬に限って言えば言葉通りの「アイスランド」でした。確か三月は過去四十四年間の観察記録の中で一番平均気温が低い「三月」となりました。にもかかわらず、レイキャビクでは雪はまったく降らず。
それに、明るい話題ではなかったですが、トルコ・シリアでの大震災。アイスランドからもレスキューの医療協力隊がすみやかに合流し活動していました。
あとは日米ともプロ野球の開幕。教会ではそれと前後しての聖週間と復活祭。ラジオ用メサの収録、もっとプラベートなこと(かつ、どうもいいこと)では、最近お気に入りのRKK熊本放送の番組「水曜だけど土曜の番組」について、とかとか。
プライベートというか、私の個人生活のレベルでは、あとケトジェニックダイエットの再開と、同時並行の筋トレの進捗状況。バス通勤を始めたことのプラスマイナス、ホラン千秋ちゃんはカワユイのかうざいのかなど、ブログ題材は十分に堆積してくれたようです。
というわけで?今回はWBCです。「古ー!」「もういいかげんにしゃべり尽くしたぞ」とお思いになるでしょう。私も一応ニュースやネットをフォローしていますので、それはわかります。しかし、私も一言言いたい。
「ダルビッシュ、最高!」
WBCを通して、ダルビッシュが(このブログでは、人の名前は呼び捨てにせず「さん」とか「氏」をつけるのが慣わしなのですが、わざとらしくなるのでここは敬称略です) いかにチーム優先を貫き、自身の成績よりはチーム力のアップに尽力していたかは、もう十分に賞賛されたと思います。
「ダルは変わった」「ダルは成長した」など皆が言っていましたよね。チーム内最年長選手ということの自覚からか、あるいはトップ選手としての自覚からか、若い佐々木選手に新しい球種を伝授したり、馴染めずにいた若い宇田川選手を積極的に引き込もうとしたりしたことが報道されていました。
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日本チーム最年長プレーヤーとなったダルビッシュ
Myndin er ur SanDIegoUnionTribune_Eugene Hoshiko / Associated Press.web
開幕前や、開幕以降の試合後のインタビューなどを見ていても、(私の見た限りでは)いつも、丁寧に聞き手が理解できるような形で話をするよう努めていた感があります。優等生。
ついこの間(って、五年ほど前)、このブログで書いたことがあるのですが、私は以前はあまりダルビッシュに好感をもっていませんでした。それがある機会に、私が相当に偏見をもってダルビッシュのことを見ていたことに気付かされ、そこから一変してファンとなったのでした。
還暦 ダイエット ダルビッシュ
「ダルが変わった」「成長した」というのは確かでしょうが、今、急に変わったというわけではなく、少なくとも十年くらい前、渡米した後から変わっていったのではないかと思いますし、おそらく今の奥様の影響も多大なのでは?と想像します。
これ以上は他者のプライバシーの詮索になっちゃいますよね。ですが、ダルビッシュのようなスター選手がどのように語り振る舞うかは、いやでも周囲に影響を与えますし、プライベートの域を超えてく面はありますよね。大谷さんが、その面でもいつも注目されているじゃないですか、アメリカのメディアでも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ad/4c3a57281ae650365b0ef634095a2cb5.jpg)
ダルTシャツ いっぱいあります(*^^*)
さて、今回のWBC報道は二月中から三月いっぱいにかけて続いていたと思います。その中で、特にこのダルビッシュの年長選手たるリーダーシップに関心を引かれたわけです。
前回書きました通り、この期間私自身は「引退カウントダウンの時期に入った自分の立ち位置」みたいなことを再考している時期でした。自分の意識としては「まだまだ40歳(気分)」でありながら、客観的に状況が「もうすぐ窓際」となっている現実の間にどのように橋掛けをするか、ということでもありました。
それでダルビッシュの後輩選手たちへの献身に触れた時「ああ、なるほどなー」と感じ入ったわけです。ダルビッシュも「現役選手年齢軸」で考えるならば、私と同程度の道標に差し掛かっていましょう。
そういう中で、彼は自分の試合成績に集中することだけでなく、敢えて若い世代へのサポートに労力を費やしたわけです。WBC優勝後の会見で言ってましたよね、栗山監督: 「ダルにはすまなかったと言いたいです。彼は自分のことをする余裕がなかった」
まあ、私も「次の世代を考えて仕事を設計しないと...」ということは、一応何年か前から考えに入れてはきました。でも、それは「この仕事が後まで継続されるように」という観点からではあっても、具体的な「佐々木」「宇田川」というような個々人への配慮には至っていなかった気がします。
抽象的な「次世代への継承」とか「若手育成」ではなくて、実際にそこにいる若い同労者たちへの、具体的なサポートについて考え、従事しないといけないんですよね。「いけない」というよりは、「そうありたい」と言うべきなのかも。
そのことに思い当たってから、ずいぶんと「引退までカウントダウン状況の中での立ち位置探し」に進捗がありました。直属のボスは、長年の友人で十歳も若い女性牧師なのですが、その人にも話しをし、これからはそういうことにかなりのウェイトを置いて仕事のプランを建てるから、と伝えました。
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清涼感アップ用ピック2
Myndin er eftir Tom_vining@unsplash_com
四月の末に「シノッド」と呼ばれる教会会議があったのですが、そこでも「移民・難民への/との活動」の説明は同僚のアニー牧師に顔となってもらいました。もちろん、責任を押しつけただけではなくて、準備は一緒にし、フォローのスタンバイもしていましたよ。若手に押し付けて、失敗させて「そら見ろ」とかはサイテーですからね。(^-^;
ただ、ここで気をつけなくてはいけないのは、「自分は終わったんだ」というふうにならないことです。若手に責任を委譲していく中での、一番危険なトラップは「終わった感」に浸り始めることだと思います。感情的には、どうしてもそういう部分は出てくる気がします。
でもまだ、そこまで終わってないから。
それを防ぐには、まずもって自分自身を大切にすることだと思います。これは多岐に渡り、私自身は健康管理(特に筋トレと食事管理)に熱を入れています。これはまた別の回でじっくりと。
そして、自分の仕事を大切にすることですね。きちんと準備をし、良い「結果」を出すことは絶対必要だと思います。牧師のような仕事の場合、何が「結果」なのか?ということは、必ずしも自明のことではないのですが、でも多くの場合、牧師自身は「結果」が何であるのか、各人は知っているはずです。
というわけで、今回は無理やりスーパースターのダルビッシュの生き様を、かけ離れた世界にいる自分の生活と結び付けてしまいました。ダルビッシュファンの皆様、ご容赦。m(_ _)m でも、これも「ダルビッシュ最高!」の一表現です。
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
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