レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

ブログ十周年到達でーす!   感謝 m(_ _)m

2022-09-01 06:58:09 | 日記
こんにちは/こんばんは。




清涼感アップ用ピック1
Myndi er eftir Sergi_Ferrete@unsplash.com


“September そしてあなたは September 秋に変わった... ” と、毎年必ず書いていますが、かつて私がまだ東京で暮らしていた頃には、九月の始まりには必ずこの歌がラジオから流れてきたのです。

さすがに今はそんなことはないのでしょうね。

人生のある時、ある地点を通過すると、自分の経験してきた事柄のあるものが、フリーズされてそのまま残っていたりします。それはそれでいいのですが、怖いのは自分自身がそのことにまったく気がついていないこと。

つい一週間前に、まだ二十歳代のシリアからの難民の姉妹と話しをしていました。なりゆきでシリアやヨルダンの遺跡のことがでてきました。

「牧師になる勉強をしていた頃、『インディ・ジョーンズ』の映画のロケで出てきたヨルダンのペトラ遺跡に行きたかった」と思い出語りをしたのですが、姉妹さんはキョトン。「『インディ・ジョーンズ』?」

ガチョーン!! まさか、そこまでか...?ワタシ的には「インディ・ジョーンズ」なんていうのは銘菓ひよこなみに誰でも知ってるブランドのはずだったのですが...

ちなみに「『Bond, my name is Bond』は知ってるよね?」と尋ねると、こちらはさすがに知っていてくれました。ああ、よかった...  接点はまだあった。




まさかのOldies入りの「インディ・ジョーンズ」


さて、先週の後半に、このマイナーブログの十周年を迎えることができました。まずもっては、このマイナーブログを覗いてくださる奇特な皆様に感謝を申し上げます。

たとえ少人数ではあっても、読んでくださる方があるから続けられるのであって、訪問IPがゼロだったら、さすがにどこかの時点で沈没してしまっていたと思います。そうならずにすんでいるのは皆様の人徳のおかげでございます。m(_ _)m

始めた頃は、毎日の更新を目指していましたし、すぐに息切れした後も、週二回とかをキープしようとしていた時期もありました。

もう七年くらい前から週一に落ち着き、それ以降はほぼ「ルーチン・ワーク」みたいになってきましたので、別に何年続けているとかは、それほど意識することはないままできました。

ですが、十年ねえ... と思って改めて考えてみてビックリするのは、「オレ、十年間、なんも進歩してない。 (しばし沈黙) この十年って、なんだったんだろう?」

十年というのは、それほど長い期間だとは今は思いませんが、それでも十年で変わってくることもいろいろありますよね。昨今はVログなるものがフツーになってきていますし、多分、ブログでも動画の取り込みとかがあってしかるべきなのでしょう。

ですが、ワタシのこのマイナーブログでは、この先も相も変わらずアナログな「作文ブログ」で続いていくことになると思います。日本語で書くのが楽しい、というのがブログをしている理由のひとつでもありますのでね。

ただ、ワタシも稀にですが「天啓」を受けてというか、「突然変異」を遂げてというか、急に思い立ってなにか新しいことを始めることもあります。ですから、ひと月後に、急に「Vログ、始めました」みたいなことが絶対ない、とは言わないでおきます。(^-^;




清涼感アップ用ピック2
Myndin er eftir Luca_Micheli@unsplash.com


で、このブログというものを続けている方々は、それぞれに楽しいことも、難しいこともご承知のことでしょう。難しいことに関していえば、おそらく皆さんに共通することは「ネタ集め」だろうと想像します。

ですが、それはさておいて、私がブログを書きながら、毎回のように遭遇するもうひとつの難しいことがあります。それは、どのように「日本語表記」をするか?ということです。

これは文法ではなく、「表記」の仕方についてのことです。文法は文法で、何度も調べなくてはならないことがあります。ですが、頻繁さということでみるならば、表記に関して迷うことの方が多いですね。

たとえば「ひとり」を「ひとり」とかな表記にするか、「一人」と漢字にするか?「なにか」を「なにか」のままとするか、「何か」とするか?「取ってくる」は「取ってくる」なのか、「取って来る」なのか?というようなもの。

日本語って、文法とは別のところで、なんというか視覚的というか、書いてあるものを見て受ける印象というものも強いじゃないですか。漢字が多すぎるとゴツゴツしたイメージになるし、漢字が少なすぎると単純に読みづらくもなります。

結局、いい塩梅は自分で見極めないといけないですね。一応ルールらしき原則は決めています。たとえば、「行く」「来る」「見る」「言う」のような動詞の場合は、その動詞が他の動詞と連結している場合にはひらがな表記にする、というようなことです。

「向こうの看板を見る」に対して「そのプランを試してみる」みたいになります。でも、実際には迷うことしきりです。じゃあ「そういえば」は「そういえば」なのか「そう言えば」なのか?とか。




清涼感アップ用ピック3 車で10分でこんな場所へ
Myndin er eftir Toshiki Toma


あと頻繁に出てくるのは「数字表記」ですね。漢数字を用いるか、アラビヤ数字か。これは「特定の数値を表すときはアラビヤ数字」「ある単位をまとめて示している場合には漢数字」と、わりとスッキリ区別できます。

ですが、それでも「千円台」か「1000円台」か?というような「?」は残ってしまいます。ルール的には「千円台」なのでしょうが、読む側には「1000円台」の方が読みやすいのでは?と考えてしまいます。

結局のところ、これらの表記の仕方は、一応の自分のルールはあるものの、最終的には「その時の気分」で決めていることが多いのです。ですから、注意深く読まれている方の中には「この人、表記の仕方に原則がないわ」と看破される方もありましょう。

さすがです。その通りなのです。ですが、書く側も気づかずにしていることではなく、迷って、迷って、考え込んだ挙句にそうなってしまっていることも多いのです。ご容赦のほど。m(_ _)m

まあ、とにかく、自分自身では日本語で気ままなことを書くことを楽しんでいます。アイスランド語でものを書くことも好きなんですけどね。それはそれで「自己実現」みたいな感じです。それでも日本語で書ける、ということもある種の「自己回復?」的な癒し効果がある気がします。

「じゃあ、結局自分のためにやってるだけか?」とお叱りを受けるかもしれませんが、そうですね、自分で楽しめながら、かつ多少なりともお役に立てる情報とか、経験のシェアとかをできれば(もっけの)幸い、というところでしょうか?

これからもこんな感じのゆる〜い調子で続いていくことになりますが、どうぞ、引き続きお引き立てをよろしくお願いいたします。


*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。

藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com

Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
Facebook: Toma Toshiki

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イチタカのカラス | トップ | Summer is back! の月曜日の... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (つきみ)
2022-09-18 15:45:32
”アイスランド”で検索していて辿り着きました。生活している方の自然体な日誌のようで、とても読みやすいですね。これから度々お邪魔させていただきます。よろしくお願いします。
返信する
ブログ当事者 (Toshiki Toma)
2022-09-18 17:39:43
つきみ様、

ブログを覗いてくださり、またコメントまでいただきありがとうございます。m(_ _)m
「読みやすい」と思っていただけるなら嬉しいです。内容はあったりなかったりなので(7:3くらいで「ない」か?)、気楽に目を通してください。
これからもよろしくお願いいたします。(*^^*)
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事