二週間あまりの札幌と多少の東京滞在を終えてレイキャビクに帰ってきています。ちょっと滞在中に書ききれなかったことを追加的に述べてみようと思います。
札幌では駅北口すぐにあるビジネスホテルである常宿にお世話になりました。もう五年ほど前から利用していますが、気に入っていますので名前を出しても許されると思います。「ホテル・サンルート札幌」というところです。チェーンホテルで札幌にももうひとつ別の宿があるのですが、サービスや設備は必ずしも画一的ではなくそれぞれに個性があるようです。
私の場合、事情があり滞在する際にはいつも十泊かそれ以上になりますので「気持ちよく落ち着ける」ということが非常に大切になります。ここは肩が凝るような雰囲気ではないけど一定のレベルをキープしてくれているので泊まる度に心地良く感じさせてもらっています。
ビジネスホテルといっても札幌ですので、週末や連休などにはもちろん観光客の家族連れの方たちも利用されています。加えてビジネス利用の方でも息抜きに観光される方もあるでしょうから、観光案内の類も部屋には置いてあります。
それでも純然たる「観光ホテル」でないと感じさせられるのは、お土産屋さんが入っていないことと、夕食がホテル内では供されないことです。駅のすぐそばですからお土産を買うところもレストランや飲み屋もいくらもありますのでこれは納得できます。
その代わりというわけでもないでしょうが、ここの朝食は非常に満足できるものです。いわゆるバイキング形式で洋食も和食も選べますし、サラダバーも付いています。相当な種類があるんですよ。チキンカツ、イカリング、鮭や鯖の一口サイズの塩焼き、各種おひたし、納豆、山芋、ご飯、お粥、みそ汁、ソーセージ、カレースープ、たまご焼きにベーコン、各種パン等々。
私は普段は朝食は取らない習慣なのですが、札幌では生活のサイクルが違いますし、またもったいない?のでちゃんと朝食をいただきます。基本和食です。不思議なもので選択の幅があっても食べるものは決まってきます。私の場合、鮭と鯖の塩焼き、だし巻卵、ひじきのおひたし、きんぴらごぼう、山芋、納豆、ご飯、みそ汁、ウーロン茶、のラインアップです。
この朝食が食べられるのは -しかも用意されているのを取るだけ- 日本に戻ってきた嬉しさを実感するひと時です。あり得ません、レイキャビクでは。おかげで食べ過ぎ、現在ダイエット中というわけです。(^-^;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/cb/77dd21eab92e297f7f3d52d19be2458c.jpg)
「食べ過ぎ」に用心しながらのお気に入りの朝食
さてこの「バイキング」ですが、英語等では「ビュッフェ」といいます。「(食事の形式としての)バイキングは和製英語」というのはおそらく皆さんご存知かと思います。ウィキベディア等で調べてみますと、1957年に当時の帝国ホテルの支配人であった犬丸徹三さんという方がデンマークのホテルで「スモーガスボード」というビュッフェ形式の食事にひらめきを得、日本に持ち込んだのだとのこと。「スモーガス」というのは小さなパンに小エビやローストビーフを乗せた北欧のオープンサンドのことです。「ボード」はテーブル。
しかしこの「スモーガスボード」はいかにも馴染みのない言葉。「何か北欧をイメーさせる言葉は?」と考えたところ、当時封切られた映画に「バイキング」というのがあり、その中の食事のシーンが印象的だったこともあるとかで「バイキング」に納まった、という顛末だそうです。
ちなみにこのバイキング。アイスランドではHladbord(フラーズボルズ)といいます。Hladは「積む」Bordは「テーブル」の意で「テーブルに積み重なっている」式の食事であることを指します。
アイスランドではこの「フラーズボルズ」はクリスマス前の時期のレストランの定番のメニューになっています。これも豪華ですよ。各種の肉や魚が並びます。値段もいいですけどね。
ああ、そうゲストハウスのような簡素な宿の朝食にもこのバイキング形式はよく用いられます。その場合は野菜とハム、チーズ、酢漬けのニシンにパンのようなシンプルな食材が普通のようです。
寝起きのボンヤリとした頭で「何を食べようか?」と決断しなくていいこの形式は朝食にはうってつけですね。
札幌のホテルで「面白いなあ」と思ったのは朝食をいただいた後で、ビジネスマンらしき方々はちゃんと自分で膳を下げることです。別に「セルフですから片付けてください」とか断ってないのですが、これはやはりビジネスマンのエチケットなのでしょうね。見ていても気持ちよく思いました。
最後にちょっと宣伝です。札幌にお出かけの方で、費用が適当で清潔、居心地の良いホテルをお捜しの方がありましたら是非「ホテル・サンルート札幌」をお試しください! (私の勝手な推薦です。m(_ _)m )
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
札幌では駅北口すぐにあるビジネスホテルである常宿にお世話になりました。もう五年ほど前から利用していますが、気に入っていますので名前を出しても許されると思います。「ホテル・サンルート札幌」というところです。チェーンホテルで札幌にももうひとつ別の宿があるのですが、サービスや設備は必ずしも画一的ではなくそれぞれに個性があるようです。
私の場合、事情があり滞在する際にはいつも十泊かそれ以上になりますので「気持ちよく落ち着ける」ということが非常に大切になります。ここは肩が凝るような雰囲気ではないけど一定のレベルをキープしてくれているので泊まる度に心地良く感じさせてもらっています。
ビジネスホテルといっても札幌ですので、週末や連休などにはもちろん観光客の家族連れの方たちも利用されています。加えてビジネス利用の方でも息抜きに観光される方もあるでしょうから、観光案内の類も部屋には置いてあります。
それでも純然たる「観光ホテル」でないと感じさせられるのは、お土産屋さんが入っていないことと、夕食がホテル内では供されないことです。駅のすぐそばですからお土産を買うところもレストランや飲み屋もいくらもありますのでこれは納得できます。
その代わりというわけでもないでしょうが、ここの朝食は非常に満足できるものです。いわゆるバイキング形式で洋食も和食も選べますし、サラダバーも付いています。相当な種類があるんですよ。チキンカツ、イカリング、鮭や鯖の一口サイズの塩焼き、各種おひたし、納豆、山芋、ご飯、お粥、みそ汁、ソーセージ、カレースープ、たまご焼きにベーコン、各種パン等々。
私は普段は朝食は取らない習慣なのですが、札幌では生活のサイクルが違いますし、またもったいない?のでちゃんと朝食をいただきます。基本和食です。不思議なもので選択の幅があっても食べるものは決まってきます。私の場合、鮭と鯖の塩焼き、だし巻卵、ひじきのおひたし、きんぴらごぼう、山芋、納豆、ご飯、みそ汁、ウーロン茶、のラインアップです。
この朝食が食べられるのは -しかも用意されているのを取るだけ- 日本に戻ってきた嬉しさを実感するひと時です。あり得ません、レイキャビクでは。おかげで食べ過ぎ、現在ダイエット中というわけです。(^-^;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/cb/77dd21eab92e297f7f3d52d19be2458c.jpg)
「食べ過ぎ」に用心しながらのお気に入りの朝食
さてこの「バイキング」ですが、英語等では「ビュッフェ」といいます。「(食事の形式としての)バイキングは和製英語」というのはおそらく皆さんご存知かと思います。ウィキベディア等で調べてみますと、1957年に当時の帝国ホテルの支配人であった犬丸徹三さんという方がデンマークのホテルで「スモーガスボード」というビュッフェ形式の食事にひらめきを得、日本に持ち込んだのだとのこと。「スモーガス」というのは小さなパンに小エビやローストビーフを乗せた北欧のオープンサンドのことです。「ボード」はテーブル。
しかしこの「スモーガスボード」はいかにも馴染みのない言葉。「何か北欧をイメーさせる言葉は?」と考えたところ、当時封切られた映画に「バイキング」というのがあり、その中の食事のシーンが印象的だったこともあるとかで「バイキング」に納まった、という顛末だそうです。
ちなみにこのバイキング。アイスランドではHladbord(フラーズボルズ)といいます。Hladは「積む」Bordは「テーブル」の意で「テーブルに積み重なっている」式の食事であることを指します。
アイスランドではこの「フラーズボルズ」はクリスマス前の時期のレストランの定番のメニューになっています。これも豪華ですよ。各種の肉や魚が並びます。値段もいいですけどね。
ああ、そうゲストハウスのような簡素な宿の朝食にもこのバイキング形式はよく用いられます。その場合は野菜とハム、チーズ、酢漬けのニシンにパンのようなシンプルな食材が普通のようです。
寝起きのボンヤリとした頭で「何を食べようか?」と決断しなくていいこの形式は朝食にはうってつけですね。
札幌のホテルで「面白いなあ」と思ったのは朝食をいただいた後で、ビジネスマンらしき方々はちゃんと自分で膳を下げることです。別に「セルフですから片付けてください」とか断ってないのですが、これはやはりビジネスマンのエチケットなのでしょうね。見ていても気持ちよく思いました。
最後にちょっと宣伝です。札幌にお出かけの方で、費用が適当で清潔、居心地の良いホテルをお捜しの方がありましたら是非「ホテル・サンルート札幌」をお試しください! (私の勝手な推薦です。m(_ _)m )
応援します、若い力。Meet Iceland
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