☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

サポートの必要性

2019-12-19 | 学校関係
以前、私のブログで、子供達が通う学校に、学校生活へのお手伝いが必要な子へサポートをしてくれるEAという先生がいる事を書きましたが、いらっしゃらない学校もあるようですね。

特に田舎の方へ行くと(私が住んでいる場所も、決して都会ではないのだけど。。)、経費削減の対象にされてしまうのか、学校に1人もEAがいなところもあるようです。 もしかしたら、うちの近郊の学校でもそういう環境の所があるのかもしれないなあ。。

息子達が通う学校はキンダーから全8学年に対して4名のEAが対応してくれているようですが、それでも現状は人数の不足を感じるような話を聞いたことがあります。

一人もいないとなると、大変さが目に浮かびます。。

特に、学校は安全第一だから、怪我は避けたいところ。我が子が怪我をさせられてしまう事も避けたいし、怪我をさせてしまう子の親御さんも、なんとかしたいと思う方が多いと思います。

ここよりも田舎の方で暮らしている友達家族のお子さんが、ホームスクールという選択を最近した話を聞きました。その理由が、そこの息子君がアスペルガーという発達障害を持っているのですが、学校で時々スイッチが入ってしまい、先生だけでは手におえず、頻繁に早退させられてしまうので、それだったら、学校へ行かせるのをやめて、ホームスクールにすることにしたと。。

ホームスクールを100%否定はしないけれど、私とダディと、もう一人の友達家族はできるだけ学校へ通わせる方が良いと考えます。

なぜなら、親のみの環境でこの先も育ってしまうと、考え方も親の主観が中心になってしまうし、親がよほど多才か、自分の事や時間よりも子供の教育優先で視野を広げられるように日々時間を作れるのかどうか。。。コミュニケーションも意識して、他人との関係を築く場所へ連れていけるのか。それをする自信がないなら、ホームスクールではなく、EAがいる学校へ転校してみる選択の方が、まずは良いかなと感じています。

まだまだお互いに失敗しながら学べる年齢だし、色々な子がいて、色々な先生がいて、他人と関わっていく事で、感じる喜怒哀楽もあるし、コミュニケーション能力を養う機会になると思うからです。

それに、学校だと 自分とは別の環境で育っている子達を知ることができるし、先生以外にもボランティアの親御さん達、外部からの特別ゲスト、遠足など、家だけでは知ることのできなかった情報に触れることができるし、それを自分ひとりではなく、クラスメイトとその時間を共有できる楽しさを味わえるのが学校という場所だと思うからです。



ただ、その子とクラスメイトの安全も確保しないとならないから、やっぱりサポート必要なんだよね。無理やり学校へ行かせて、トラブルメーカー扱いされて、その子が逆にお友達ができずに 行き場のないもどかしさや、悲しい気持ちを背負ったまま通い続けるのも心の成長に良いと思えないし。。

家庭環境という問題もあるので、一概には言えないけれど、心身健やかに、子供達がきちんとした教育を受けて育っていけば、将来的な犯罪も減らせるのではないかなあ。。 

その方が、結果的に、州の予算削減にもなると思うんだよね。 

EAへの人件費 < 将来の犯罪や心の病へ対応するための費用

サポートが体制がある我が子達の学校の生徒達を見てると、この体制は子供にとっても、先生にとっても良い環境だなと感じたので、州の予算を教育費以外の所で削減を考えてくれるリーダーがいいな。

教育費は未来への投資。

ちなみに、今週の水曜日も、そんな教育費をめぐってのストライキがありました。
冬休み直前に、またまた休校。弁当作り&送り迎えがなくて、私も子供達も朝、のんびり。


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