☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

仕方のない事とはいえ 心配です

2020-12-11 | 子供の発達関連
ここ数日、気温がマイルドで雪解けの4月頃を思い出します。本当にそうだったらいいのになあ。

コロナの状況になって、良い方へ変わった事として感じるのは
多くの人達がウイルス感染防止への関心が高まり、手の衛生を気にするようになった事。
マスクをする事が普通になった事。

まさかカナダの近所のお店で、使い捨てマスクや布マスクを買える日が来るなんて夢にも思っていなかったし、正直特に冬場の乾燥してる時期は、マスクをしたいと思っていたけれど、できない雰囲気があったので、今は堂々とマスクをして外出できることが嬉しいです

この2つは、コロナの状況が落ち着いてからも継続してくれたらいいのにと願っています

一方で、心配な事。小さなお子さん達の社会性の発達です
小学生以上は状況をある程度理解できていると思うので、今の状況は、異常事態だからとわかっている子が多いと思うけれど
まだお話すらできない子や、保育園、幼稚園の年齢のお子さん達が、生まれて初めて 感覚的な事も含めて社会性を学んでいける機会をウイルスに奪われてしまっている事。今の状況下でしなくてはならない対応を、どう受け止めて成長していくのか。気がかりです。

今日の公園での出来事。
今日は気温もマイルドだったので、お預かりしていたお子さんと公園に出かけました
そこへ、おじいちゃんと一緒に1歳半くらいの子もきて、ブランコで遊んでいたんだけど、最初はニコニコご機嫌におじいちゃんにブランコを押してもらっていたんだけど、途中でおじいちゃんが電話で話し始めて、手はブランコを押しているけど、子供に全く意識が向いていない状況になっていて、その子はブランコに揺られているけれど、つまらなそうで笑顔が消えてしまいました。

私はちょうど、別の遊具で お預かりしていたお子さんと いないいないばあごっこをして盛り上がっていたところで、遠目にその子を見ながら、こっちを見た時に、遊具の陰から遠隔いないないばあをやって手を振ってみたんです。

そしたら、その子が気がついて、頻繁にこっちをみて、私がどこから出てくるか待っている様子。
再び笑顔も戻り、ご機嫌にブランコに乗っていました
そんな感じで、2人の子達相手にいないいないばあごっこをしていました。

するとしばらくして、おじいちゃんの電話が終わり、その子がブランコから降りたがっていました
あ、こっちに来たいんだとすぐにわかりました。

おじいちゃんは、そんな事知らず、孫をブランコから下ろすと その子はニコニコしながらトコトコ私達がいる方へやってきました。

すると、私達の存在に気がついたおじいちゃんが、ソーシャルディスタンスもありますからね。。そっちはダメだよと連れて行ってしまいました。その子はとても残念そう。

おじいちゃんの行動は間違っていなかったと思います。でも、子供には「なんで?」の気持ちが残ったと思います
まだお互いに一緒に何かをする年齢ではなかったけれど、お預かりしているお子さんも遠目にずっとその子が気になっていて
近くでお互いに関心を示せる機会って、すごくこの年齢のお子さん達にとっても大事だと思うんですよね

コロナ感染リスクを気にする状況でなければ、間違いなく 挨拶を交わし、子供達はお互いに近づいて見つめ合ったり、お互いがする様子を隣で見たり、場合によっては、一緒に横並びで滑り台をしたり。そんな遊びができた状況でした

気にかけちゃった私の行動も良くなかったかな。。。とも一瞬思いましたが、でも、遠隔でも他人と関わる事で
つまらなそーーーーに、ただブランコに揺られていた子が、ニコニコしながらこっちを見ていたので、この関わり自体は間違っていなかったと思います

人との関わり経験がほとんどなく、まだお話できない年齢の子達が「あの子と関わってみたいな」と
気になった子の側に行こうとしたら、ダメだよと大人に距離を取られてしまう現状。

この状況にしているのは、ウイルス。
でも、今の行動の積み重ねが続いてしまったら、やっぱり他人との友好な関わり方を学べないよね。
子供の発達にタイミングって とても大事だと思うから
本当にもどかしい出来事でした

1日でも早く自由にお友達と関われる日々が戻ってくる事を祈ります

昨日の夕日




コメント
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