最近私が学んだ事で、面白い考え方だなと思ったのが
ハーバード大学のHoward Gardner教授が唱える 7 intelligences (The Theory of Multiple Intelligences) です。
今もご健在の方で、私が読んだ教科書では7つだったのですが、ウェブ情報を見ると さらにカテゴリーが増えているようです
intelligenceを辞書で調べると、知性、知能、理解力、思考力と日本語では訳されています。
一言で言うと「頭の良さ」でしょうか。
そしてこの「頭の良さ」というと、IQの高さをイメージする人も多いと思います。
IQは確かに、ある項目での知能の高さを評価できます
主に、言語の読解、数学、空間認識などが中心だと思うので、IQがずば抜けて高い人は、学校の成績もずば抜けて良い人に多いかもしれませんね。
このGardener教授が唱えた知性/知能とは、IQだけでは人間の知能や知性は測れないよ。という内容です。
とても、面白く、確かにそうだなーと、私はとても共感できた内容なのでご紹介します
私が学んだ項目は小学生を対象とした内容でしたが、この知能/知性/才能?は、幼少期から現れている事も多いと感じます
1、linguistic(言語能力):小さい頃から読書好き、読解力が高い、いくつもの言語が堪能。という人は、この能力が高い人。
2、logical-mathematical(論理/数学的能力):論理的思考力が高く、数学的な問題を解くのが好きで得意な人。小学生なのに、高校生の数学の問題を好んで解いてしまう子は、この能力高いですね。
3、spatial (空間認識能力):図形、立体、パズルなどが得意で、それに対する認識力が高い人。平面や立体の図形の向きを変えたバージョンを見ても、どれとどれが同じかがすぐに認識できる人はこの能力高いですね。
IQテストもこれらの項目が中心なので、このスコアが高い人達は、特に上記の3つの能力にとても長けている人達とも言えます。
4、bodily / kinesthetic(身体能力):運動神経抜群の人。私の周りにも、何人かいます。1歳なのに、サッカーボール蹴りながら転ばずにしっかり走れたり、小高い所から動じる事なくジャンプができたり。幼稚園入るまえから雲梯や側転などが簡単にできてしまったり。ボールを遠くに投げられたり。小学校の時も走るのも早くて、何をやっても運動神経抜群の人っていましたよね。
5、musical (音感能力):絶対音感を持っていたり、ダンスのリズム感なども含め、音に対する能力に優れている人。
6、interpersonal(人間関係/対人関係形成能力):他人への共感力があり、社交性の能力がある人。新しい環境でも すぐに友達ができたり、人と人をつなぐ力に長けた人/そういう事が好きな人など。 2歳のお子さんでも、ママに叱られてる他人のお子さんの側にそっと寄り添ってる子がいました。この子はこの能力が高そうですね。 小学生でもお友達が落ち込んでる様子に気がついて声をかけられたり、頑張ってる人を認められたり。困っていることに気がついて動ける子はこの能力が高いですね。
7、intrapersonal(自分とじっくり向き合える能力):自己の観察や分析、自分とストイックに向き合える力。役者さんなど表現者は、この能力が高いみたいですね。
その他に、 naturalistic intelligence(環境や自然、生き物への関心能力)というのもあるようです。博物館に勤務される方などは、この能力が高そうですね。
人によっては、1つの知能がずば抜けている人もいるだろうし、2つ、3つと複数項目で高い能力を持つ人達もいると思います。
「個性を大事に」なんて言葉を耳にしますが、人の個性ってこういった事なんじゃないかな。 IQテストなどから判断される頭の良さよりも、「どんな能力を得意としているのか。」 その「持っている能力をさらに伸ばしてあげる環境や機会を作ること=才能をのばす」ことになるように思います。 そして、その能力が大きく開花すると、その分野での天才レベルになるんじゃないかな。
逆に、これらの項目の中で、苦手とする事があるならば、それを「嫌いじゃないレベル」くらいに持っていける取り組みを子育てや教育の中でできると、苦手意識というのも減っていくのではないでしょうかね
それぞれが持つ才能を それぞれの分野で生かしていく事で、社会も円滑に成り立ちますよね。
他人との能力を比較して一喜一憂するのではなく、自分は、自分の子供は、自分の教え子は、何を得意とするのか。
子育てや、教育で関わる際に、「この子が得意とする才能」に目を向けると、新たな発見に出会えるかもしれませんよ〜。子育ても もっと楽しくなりますね
「観察」は子育てで色々な事を気づかせてくれます。
ハーバード大学のHoward Gardner教授が唱える 7 intelligences (The Theory of Multiple Intelligences) です。
今もご健在の方で、私が読んだ教科書では7つだったのですが、ウェブ情報を見ると さらにカテゴリーが増えているようです
intelligenceを辞書で調べると、知性、知能、理解力、思考力と日本語では訳されています。
一言で言うと「頭の良さ」でしょうか。
そしてこの「頭の良さ」というと、IQの高さをイメージする人も多いと思います。
IQは確かに、ある項目での知能の高さを評価できます
主に、言語の読解、数学、空間認識などが中心だと思うので、IQがずば抜けて高い人は、学校の成績もずば抜けて良い人に多いかもしれませんね。
このGardener教授が唱えた知性/知能とは、IQだけでは人間の知能や知性は測れないよ。という内容です。
とても、面白く、確かにそうだなーと、私はとても共感できた内容なのでご紹介します
私が学んだ項目は小学生を対象とした内容でしたが、この知能/知性/才能?は、幼少期から現れている事も多いと感じます
1、linguistic(言語能力):小さい頃から読書好き、読解力が高い、いくつもの言語が堪能。という人は、この能力が高い人。
2、logical-mathematical(論理/数学的能力):論理的思考力が高く、数学的な問題を解くのが好きで得意な人。小学生なのに、高校生の数学の問題を好んで解いてしまう子は、この能力高いですね。
3、spatial (空間認識能力):図形、立体、パズルなどが得意で、それに対する認識力が高い人。平面や立体の図形の向きを変えたバージョンを見ても、どれとどれが同じかがすぐに認識できる人はこの能力高いですね。
IQテストもこれらの項目が中心なので、このスコアが高い人達は、特に上記の3つの能力にとても長けている人達とも言えます。
4、bodily / kinesthetic(身体能力):運動神経抜群の人。私の周りにも、何人かいます。1歳なのに、サッカーボール蹴りながら転ばずにしっかり走れたり、小高い所から動じる事なくジャンプができたり。幼稚園入るまえから雲梯や側転などが簡単にできてしまったり。ボールを遠くに投げられたり。小学校の時も走るのも早くて、何をやっても運動神経抜群の人っていましたよね。
5、musical (音感能力):絶対音感を持っていたり、ダンスのリズム感なども含め、音に対する能力に優れている人。
6、interpersonal(人間関係/対人関係形成能力):他人への共感力があり、社交性の能力がある人。新しい環境でも すぐに友達ができたり、人と人をつなぐ力に長けた人/そういう事が好きな人など。 2歳のお子さんでも、ママに叱られてる他人のお子さんの側にそっと寄り添ってる子がいました。この子はこの能力が高そうですね。 小学生でもお友達が落ち込んでる様子に気がついて声をかけられたり、頑張ってる人を認められたり。困っていることに気がついて動ける子はこの能力が高いですね。
7、intrapersonal(自分とじっくり向き合える能力):自己の観察や分析、自分とストイックに向き合える力。役者さんなど表現者は、この能力が高いみたいですね。
その他に、 naturalistic intelligence(環境や自然、生き物への関心能力)というのもあるようです。博物館に勤務される方などは、この能力が高そうですね。
人によっては、1つの知能がずば抜けている人もいるだろうし、2つ、3つと複数項目で高い能力を持つ人達もいると思います。
「個性を大事に」なんて言葉を耳にしますが、人の個性ってこういった事なんじゃないかな。 IQテストなどから判断される頭の良さよりも、「どんな能力を得意としているのか。」 その「持っている能力をさらに伸ばしてあげる環境や機会を作ること=才能をのばす」ことになるように思います。 そして、その能力が大きく開花すると、その分野での天才レベルになるんじゃないかな。
逆に、これらの項目の中で、苦手とする事があるならば、それを「嫌いじゃないレベル」くらいに持っていける取り組みを子育てや教育の中でできると、苦手意識というのも減っていくのではないでしょうかね
それぞれが持つ才能を それぞれの分野で生かしていく事で、社会も円滑に成り立ちますよね。
他人との能力を比較して一喜一憂するのではなく、自分は、自分の子供は、自分の教え子は、何を得意とするのか。
子育てや、教育で関わる際に、「この子が得意とする才能」に目を向けると、新たな発見に出会えるかもしれませんよ〜。子育ても もっと楽しくなりますね
「観察」は子育てで色々な事を気づかせてくれます。