☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

色やイメージからの固定観念

2020-12-05 | 育児グッツ&情報
お子さんが着ている洋服の色などから性別を判断して女の子だと思って声をかけたら 男の子です!と、もしも親御さんから嫌な顔をされてしまったら どう声をかけて良いものかと迷いますね。
「男の子ですか。女の子ですか」と聞くのが良いのでしょうか。。うむむ。。という困る点もありますが

「色」に限らず、私達は自分自身も子供の頃から植え付けられてしまった固定観念で 女の子だからこの色、このデザイン、このおもちゃ、この仕事。男の子だから。。。と判断して、おもちゃや衣類を与えていたり、自分自身の好みを子供に押し付けてしまう事ありませんか

実はこれ、「男の子だからこれ」「女の子だからこれ」と、子供に固定観念を植え付けてしまう要因の1つ。
固定観念に縛られた人間になってしまうのですよ。
また、子供自身が「私はこれが好き」と自信を持って言えなくなってしまう原因の1つにもなってしまう。

先日ネットの記事で読んだ りゅうちぇるの発言が、いい事言ってる!って思ったんですよね
記事はこちら。

そう、子供の物に限らずですが、メディア、メーカーから植え付けられているイメージ。かなりあるんですよね〜。
特にキャラクター系の商品イメージを見てみると、すごく良くわかると思います

TVや雑誌はもちろんの事、You tuberの方達の発言、日常会話。よーく聞いてみると、固定観念あるあるある。

女の子なので。。。
男の子なので。。。
女性らしいデザイン。
男性好み。

でも、実際のところ、色やデザインの好みは本人の自由だからね。
「らしさ」一般論に縛られた人が周りにいると、本当の自分らしさを出せない人もいるよね。

大人の発言を、子供はよく聞いているから、子供同士の会話にも出るようです
職業などもそう。
ごっこ遊びで「僕は看護師になりたい」「僕は保育士になりたい」と言った子に
「えーAくんは 男の子だからなれないよ〜」と言った子がいたらどうしますか

最近はドラマなどでも、性別の固定観念を壊そうとしてくれてる内容も増えましたよね。
「僕は怪我をしてる人や病気の人をお世話するお仕事がしたいから看護師になりたい」
「僕は小さい子と遊ぶのが好きだから保育士になりたいんだ」
「私はかっこいい建物を作りたいから建築家になりたい」

男社会、女社会の壁が子供達が大きくなる頃には なくなっているといいね

話ずれるけど、大人の社会でも
女性が好むデザインのキッチン。とか、「家で料理するのは女性」という固定観念があるから生まれる発言
男性で料理が趣味な人だって、キッチンの使い勝手大事だろうし、家でキッチンを使う事が当たり前の男性達は、こういったキャッチコピーをどう感じるでしょうか。

長年お子さん達を見ていると、傾向として 男の子の方が「車や電車など動くものに興味を持つ」ところはあると感じます。
でも、車遊びやブロックで何か作るのが好きな女の子もいるし
人形や着せ替えが好きな男の子だっている。
クッキングなどは本当に男女関係なく嫌いな子がいただろうか。。。。と思い出せないくらいみんな好き
かわいいぬいぐるみも男女関係なく小学生でも好きな子多いですね。

これは、我が家でスナックを出すときに使っているIKEAのお皿。

ここ数年 私はこれを2、3枚ランダムに選んで、子供達に選ばせています

「今日はどのお皿にする?」って。

男女関係なく、好きな色が決まっている子はその色をいつも選ぶし
その日によって変わる子もいるし
好みに変化が出る時もある。

それこそ特に低年齢の男の子でピンクを選ぶ子は珍しくないし
女の子で青や緑を選ぶ子も珍しくないです

うちの子達も、学校に行き始めてから、ピンクを選ばなくなったように思うのですが
小さい頃は、ピンク好んでいた時期があります

子育てするとき、子供と関わる時
周りの大人が「色やデザインで性別らしさの固定観念」を植え付けないように
選べる年齢になったら 自分で選ばせてあげると
「僕は/私はこれが好きだから」とちゃんと言える子になると思いますよ

親の好みは別だとしても、子供は別の人間なので好みが違って当たり前。
その子の選んだ色を尊重してあげるのが良いと思います


コメント
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