2013年から始まったと言われているOrange Shirt Day(9月30日)
子供達の学校でも、今日はわざわざ買わなくても良いけれど、持っている人はオレンジ色を身につけてきてね。という日です
次男は学校から帰ってくると、「僕は今日のこの日は嬉しい気持ちと怒ってる気持ちと両方ある!」というので
なぜそう思うのかを聞いてみたところ
「僕はオレンジ色が好きだから、オレンジ色の服を学校へ着て行ける事が嬉しい。でも、ひどいことした政府に(過去の)対して怒っている!」とのことです。
新学期が始まる9月。私やダディ君が生まれるよりもずっと前から、私達が高校生だったつい最近!?? まで続いていたResidential school に 先住民の子達が連れて行かれたのも毎年この辺りだったことで、9月30日なんだとか
なぜオレンジなのか。
切なくなります。
Phyllis Jack WebstadというResidential school の生活で生き残った先住民の方が、6歳だった時のこと。
Residential school へ通うという事で、大好きなオレンジ色のシャツを買ってもらい、何も知らない彼女は新しい学校を楽しみに それを着て登校したのです
ところがそこで 彼女は着ていったお気に入りのオレンジ色のシャツを取り上げられてしまい、手元に戻ってくることもなかったとか。
そして、自分達が大切にしてきた言葉、文化、伝統も取り上げられ、精神的、身体的、性的虐待などもあるような環境で過ごす日々が待っていたわけです。。。。
当時の首相の名前が使われている学校がありますが、改名の方向で協議しているそうです
つい最近、そのResidential school があった場所から多くの遺骨などが見つかり、こういう事実があったという認識と、それを忘れたり、繰り返してはならない事。そして、先住民の方達への敬意も含め
National Day for Truth and Reconciliation and participate in Orange Shirt Day.
という名で、今年からOrange Shirt Day以外にも、国の記念日?が設定されたようです。
でもこの記念日は一応 「国の」になっていますが、休日にするかどうかは州によるようで、私が住んでいるオンタリオ州は普通の平日でした
子供達は学校に オレンジを身につけて行ったり、今週1週間は学校でも先住民の方達の生活や文化、歴史、Residential school についてなどを学んでいるようです。
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