toty日記

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ライブのお店

2006-04-19 22:43:01 | 歌・コンサートなど
山吹の里のコンサートを始めるまでは、
ライブハウスという場所に足を踏み入れることはなかった。

ジャズのボーカルの人と知り合い、
来てねといわれていったのが、上野のアリエス。

その時のピアノが田村博さんで、
老人ホームでこんなことをしていると話したら、

行ってもいいですよと、言ってくださった。
その後、田村さんから、大塚のグレコに出るから
よかったらと誘われた。

そして、田村さんと、さがさん&さがさんのお弟子さんが
クリスマスコンサートをするというので、伺った。

その時、山吹の里のコンサートを立ち上げた仲間のAさんが
コンサートの最中、過労だったのか、倒れてしまった。

グレコの控え室で、寝かせてもらっていると、
コンサートを終えたみなさんが、引き上げてこられた。

「大丈夫ですか?」
「ええ、どうにか」などと、話していたら、

突然、さがさんが
「どうして、おかあさんは夢にもでてくれないんだろう」
と、話し出した。お母様をなくして、一ヶ月くらいの頃だったのだ。

すると、Aさんが、突然起き上がり
「それは、おかあさん、安心していらっしゃるからよ」

Aさんも、ご主人をなくして、すぐのことだった。
二人のおかれた情況が似通ってたことからか、
二人で抱き合って、泣き出す情景になった。

そんなことがあって、さがさんとは急速に仲良くなった。

山吹にも何回も出演してくださったり、
ライブにも、何回も足を運んだ。

何を書きたかったのか、話があちこちにまわるが、

ライブ会場に行くと、
そのお店の特徴がある。

店主の意向が色濃く反映しているお店、
店主が音楽が好きで好きでたまらないんだろうなというお店、

たまには、お客さんがこの人数で、
やっていかれるのかな? と思わせるお店。

出演者が複数いれば、
ミュージックチャージは分け合うのだから
今日は、こんなにいっぱいいて、大丈夫? 

そんな時は、きっと、オーナーの負担なのか、
ミュージシャンにわたるのは、ほんの少しになるのか

封筒でやりとりされる金額は想像だが、
決して多額ではないだろう。

でも、ミュージシャンとお客と店主と
気持ちがひとつになって得る満足感、
それが、支えになって、やっていかれるのだろう。

昨日のライブは、大泉学園前のインエフだった。
出演は、さがゆき、小室等、佐藤浩秋の三人。

実は、この佐藤さんは、インエフの店主。
演奏もし、合間には美味しい食事を提供し、
お奨めの日本酒を供す。

会場で「古田のような」という言葉がいきかったが
大忙しの店主だった。

でも、自分の感性で、
このミュージシャンと、このミュージシャンを組み合わせて
出演してもらったらと、考えて、それを実現する。

楽しそうな店主さん、
大泉学園町に移転して8周年の記念ライブとのことだった。
いい人生だな、と思った。


祝、インエフ8周年! クリック!

写真は、ベニバナトキワマンサクの
つぼみ(千鳥が淵で)と花(山吹の里近く)。
最近、急に増えたような気がする。