toty日記

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島秀雄の世界旅行 1936-1937

2009-02-05 23:42:46 | 
「島秀雄の世界旅行 1936-1937」という本を
マイミクのおやじさんが紹介していた。

監修されたご子息と、北軽井沢で、お会いしたこともあるかもしれない。

早速、ネットの通販で購入してみた。
半日もたたず、届いた。早いものだ!

島氏は、新幹線を作った人として有名だが、
昭和11年から12年の、2年近くをかけて
世界の汽車事情視察を行った次第が沢山の写真と資料、
そして文章で綴られている。

汽車好きな人にはもちろん、旅の本としても面白いし、
その時代の世界の風景を楽しむのも面白い。

読んでいて、旅行中、ベルリンオリンピックを観戦したくだりから、
昨夜は、舅とベルリンオリンピックにバスケットで参加した
舅の友人の話になったりした。
その友人に、志賀直哉の妹との見合いをしくんだ、なんて話も。

昭和10年ごろ、高校の時、シベリア鉄道に乗った話に発展したり。
この本から、話題はどんどん広がった。


この視察旅行の記録を見ていて面白いのは、

島氏が
1.なにより汽車好きなこと(写真の下に、汽車の簡単な構造図があったりする)
2.カメラ好きなこと、枚数がすごい!
3.車好きで、レンタカーを駆使しているらしいこと
4.幼い頃から、ドイツ人家庭と交流があって、言葉に不自由しなかったらしいこと

と、莫大な情報がもとになっていることにあると思う。

解説によると
7冊のアルバムの何千枚の写真から、500枚ということだが
できたら、その現物のアルバムを見てみたくなる。

ということで、ちょっと値がはるが、楽しい本だった。

MIXIのコメントに、
庭師さんは、戦後すぐ、ご両親が島家に住まっていたとき
そこで生まれたと書かれていた。
ずいぶん、ご縁があったのだ!


このところ、風邪でぐずぐずしていたのだが、
きょう、やっとふつうの生活に戻った。


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