toty日記

toty日記です。感想などいただけたら、喜びます。最近mixiに参加、気軽に声をかけてください。

石井漠、石井歓とリトミック

2010-11-11 23:56:15 | 
石井歓著「石井漠」。

小学生の頃、リトミックの時間があった。
なんという部屋だったのか、踊れる部屋で

リズムに合わせて歩いたり、振りをつけて歩いたり、
走ったり、スキップしたり、ポーズをとったり
楽しい授業だった。

長じて、大学でも、今度は初等教育の音楽だったか、体育だったかの授業で
やはり、リトミックがあった。

歌に合わせて踊ったり、
特に男性は、照れながらやっていた。

今回、石井漠について、子供である歓が書いた本を
古本のコーナーで見つけたので読んでみた。

東北から、「ショパンになる」といって、上京して
作家を目指したり、音楽家を目指したり
はては、帝国劇場歌劇団に生活のために入り、

踊りの世界に入ってからも
浅草で興行をうったり、地方巡業にでたり

海外にでかけても、
かなり行き当たりばったりの生活にみえるが
お金が無い生活にもめげず、

信念を貫いて、型にはまらない自由なからだの動き
創作舞踊を極めた。

純子先生も、その門下だったと記憶している。
で、冒頭のリトミックは、純子先生に指導していただいた。

石井漠の交友範囲がまた、広く、面白い。

山田耕筰、大杉栄、永井荷風、谷崎潤一郎、
成田為三、いくらでも、有名な人がでてくる。

お互いに、その家に転がり込んでとか、
お金がないのに、誰かがもっているだろうと、たかをくくって
お店にはいっちゃったりとか。

最後は失明しながらも、舞台を続けたらしい。
石井歓の筆も、かなり冷静で、つまった内容だった。


石井漠、石井歓とリトミック!  クリック!


おかはんをよろしく、ブログもあります!