コルマールからストラスブールへ、約30分の汽車の道中。
このあたりは、アルザス地方と呼ばれ、
ドイツとフランスが何回も領地を争った場所で
ドイツの国境が直ぐ近く(ライン川)
最後の授業というお話を思い出す。
この汽車の中で、また、楽しい会話がはずんだ。
大きな荷物を持っていたので、それを押さえながら
ドア付近の折りたためる椅子に座ったのだが、
夫と、ここにする?とか、ここでいいか!などと話していたら
二人連れの女性から、日本人か?と尋ねられた。
そうだと答えると、その二人は母子だったのだが、
娘さんは、日本の書道を勉強していて、日本にも行ったことがある
少しだが日本語も話せると、様々な話になった。
母親がドイツ人で、娘はフランス語を話し、
英語は母親のほうが上手で、話がわからなくなると
英語をドイツ語に言い換えているようだったが、
四か国語が入り混じった。
夫の職業の説明に、Volcano、日本語で何という?に
火山、火(fire)と山(mountain)と説明し、
最後には、人差し指で空に、筆順通り描き、
おお、おお、火と山ね!と。
漢字を知っていてくれると話が早い。
Acid rainだの、Tomstoneだの、
Great-grand-fatherだの、いろんな単語を思い出しつつ説明し、
これからストラスブールに行くと話した。
彼女たちも同じだということで一緒に下車した。
日中だけ行動するので、スーツケースを一時預けに預けたいと話すと、
早速何処にあるか調べて来てくれて、駅の端っこにある
一時預けの列にならんだ。
ところが、列の半分ほどが進んだ時点で
ドアに、6か国語くらいが書かれた紙が貼られ、
英語は、「full」
日本語は、「いっぱい」だそうで、
大きな荷物を抱えて観光はできないなと、困っていると
あれこれさがしてくれたが、結局みつからなかった。
切符売り場あたりで、思案にくれていたら
係員が何か?といってきたので、
荷物をあづかってくれるところを探している旨伝えたが
駅の一時預けしかないという。そこはいっぱいで、困っている、
他にアイデアは無いかと、問うと、
ホテルに行って訪ねてみたらといわれたので、
駅前のホテルに行き、荷物を預かってくれるか聞いたら、
5ユーロであずかるといってくれたので、ほっとした。
で、ストラスブールのクリスマスマーケット。
駅から少し歩いていくと、川を渡る。
その橋を渡る時、お巡りさんが荷物のチェックをしていた。
この案内図でもわかるが、川にはさまれた部分が旧市街で
クリスマスマーケットが行われている。
コルマールは田舎の素朴な村という感じで、
ここストラスブールは、もう少し大きなビルが並び、
通りも広いし、洗練された感じがした。
川にかかっている橋を渡る時、お巡りさんらしき人に荷物をチェックされる。
背負っているリュックは、完全にあけて、中身を調べる。
小さめのスーツケースを引っ張っている人は、やはり
道路の上で全開させられ、中身を調べられる。
前日のパリの騒動を考えれば、こういうことは必要なのかとも思ったが
自動小銃を構えた人が、そこここに立っていて、のどかな日本から来た者としては、
かなりのカルチャーショック。
でも、気を取り直しきれいに飾られたショーウィンドウを眺める。
細かい細工の飾り物がいっぱい並んでいて、
スキーをする風景や
一つ一つが、欲しくなる。このショーウィンドウまるごと買いたいなどと
かなわぬことながら、思うだけで楽しくなる。
中央部に行くと、市内を走るトラムがやってきた。
木に飾られた赤と金の飾り物。
中央にそそり立つクリスマスツリー。オーソドックスだがやっぱりいい。
これは、クリスマスツリーを売っているお店。
そして、臨時に作られたらしきスケート場。みんな楽しそうに滑っている。
子供は、こんなのにつかまって。
郵便ポストも飾られている。
ストリートミュジシャン。
切れ目なく、いろんな曲を演奏している。
聞き取れたのは、日曜はダメよ、かな。
しばらくとまって聞いていたら、子供が親からお金をもらって
置きにいっていた。
花の飾りや、道の中央のイルミネーション。(まだ点灯されていなかったが)
旧市街地の中央にあるカソリック教会。
ここでも、入る時に荷物のチェックがあった。
中に入って、ステンドグラスを見上げる。
焼き栗屋のおにいさん、というかおじさん。
夫が焼き栗が大好きで、5ユーロで一袋買って、あっという間に食べてしまった。
焼き栗屋さんは、暇な時、ナイフで傷をつけ、それから焼いていた。
例えてみれば、日本の焼き芋屋さんみたい。素朴だけど美味しい!
ここにも、子供の世界があり、
今回のクリスマスマーケット、日本人はほとんど会わなかった。不思議な位。
ここでも、様々なクリスマスの飾りが屋台で売られていて、
その一つ一つを覗いていくのも楽しい。
ここは、サンタさんの扮装が売られていたが、中に余り可愛くないサンタの顔もあった。
日本人の感性とちょっと違うかも。
また、ストリートミュジシャンというか、家族のようにも見える。
子供もいて、にぎやかに音楽を奏でる集団。
百貨店の入り口の上に飾られたツリー。
チョットは行ってみたら、ここでも、荷物のチェック。
百貨店のスーツをビシッと着込んだ、セキュリティー係が
いとも慇懃無礼に、荷物をチェックする。
デパートを出て、駅の方へ戻る道。
イルミネーションがつきだしたところ。
ストラスブールの駅に向かって。ここから、またTGVに乗り、フランクフルトへ。
このストラスブールの街並みは、素敵だったのに、
帰国してのニュースでは、我々が訪れた二日後には、テロで銃乱射事件があったとのこと。
あれだけの荷物チェックは、それなりの危険があったためかと、思ったことだった。
もう少し、ストラスブールの写真を。
荷物チェックの場所には、一人ずつ通すためにバリケードが。
これが現実。
こうして、旅を振り返ってきて、2018年のうちに終わりたかったのですが、
どうも、後一日、フランクフルトから帰国までが、来年に残りました。
また、来年に続く、ということで、宜しくお願いします。
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このあたりは、アルザス地方と呼ばれ、
ドイツとフランスが何回も領地を争った場所で
ドイツの国境が直ぐ近く(ライン川)
最後の授業というお話を思い出す。
この汽車の中で、また、楽しい会話がはずんだ。
大きな荷物を持っていたので、それを押さえながら
ドア付近の折りたためる椅子に座ったのだが、
夫と、ここにする?とか、ここでいいか!などと話していたら
二人連れの女性から、日本人か?と尋ねられた。
そうだと答えると、その二人は母子だったのだが、
娘さんは、日本の書道を勉強していて、日本にも行ったことがある
少しだが日本語も話せると、様々な話になった。
母親がドイツ人で、娘はフランス語を話し、
英語は母親のほうが上手で、話がわからなくなると
英語をドイツ語に言い換えているようだったが、
四か国語が入り混じった。
夫の職業の説明に、Volcano、日本語で何という?に
火山、火(fire)と山(mountain)と説明し、
最後には、人差し指で空に、筆順通り描き、
おお、おお、火と山ね!と。
漢字を知っていてくれると話が早い。
Acid rainだの、Tomstoneだの、
Great-grand-fatherだの、いろんな単語を思い出しつつ説明し、
これからストラスブールに行くと話した。
彼女たちも同じだということで一緒に下車した。
日中だけ行動するので、スーツケースを一時預けに預けたいと話すと、
早速何処にあるか調べて来てくれて、駅の端っこにある
一時預けの列にならんだ。
ところが、列の半分ほどが進んだ時点で
ドアに、6か国語くらいが書かれた紙が貼られ、
英語は、「full」
日本語は、「いっぱい」だそうで、
大きな荷物を抱えて観光はできないなと、困っていると
あれこれさがしてくれたが、結局みつからなかった。
切符売り場あたりで、思案にくれていたら
係員が何か?といってきたので、
荷物をあづかってくれるところを探している旨伝えたが
駅の一時預けしかないという。そこはいっぱいで、困っている、
他にアイデアは無いかと、問うと、
ホテルに行って訪ねてみたらといわれたので、
駅前のホテルに行き、荷物を預かってくれるか聞いたら、
5ユーロであずかるといってくれたので、ほっとした。
で、ストラスブールのクリスマスマーケット。
駅から少し歩いていくと、川を渡る。
その橋を渡る時、お巡りさんが荷物のチェックをしていた。
この案内図でもわかるが、川にはさまれた部分が旧市街で
クリスマスマーケットが行われている。
コルマールは田舎の素朴な村という感じで、
ここストラスブールは、もう少し大きなビルが並び、
通りも広いし、洗練された感じがした。
川にかかっている橋を渡る時、お巡りさんらしき人に荷物をチェックされる。
背負っているリュックは、完全にあけて、中身を調べる。
小さめのスーツケースを引っ張っている人は、やはり
道路の上で全開させられ、中身を調べられる。
前日のパリの騒動を考えれば、こういうことは必要なのかとも思ったが
自動小銃を構えた人が、そこここに立っていて、のどかな日本から来た者としては、
かなりのカルチャーショック。
でも、気を取り直しきれいに飾られたショーウィンドウを眺める。
細かい細工の飾り物がいっぱい並んでいて、
スキーをする風景や
一つ一つが、欲しくなる。このショーウィンドウまるごと買いたいなどと
かなわぬことながら、思うだけで楽しくなる。
中央部に行くと、市内を走るトラムがやってきた。
木に飾られた赤と金の飾り物。
中央にそそり立つクリスマスツリー。オーソドックスだがやっぱりいい。
これは、クリスマスツリーを売っているお店。
そして、臨時に作られたらしきスケート場。みんな楽しそうに滑っている。
子供は、こんなのにつかまって。
郵便ポストも飾られている。
ストリートミュジシャン。
切れ目なく、いろんな曲を演奏している。
聞き取れたのは、日曜はダメよ、かな。
しばらくとまって聞いていたら、子供が親からお金をもらって
置きにいっていた。
花の飾りや、道の中央のイルミネーション。(まだ点灯されていなかったが)
旧市街地の中央にあるカソリック教会。
ここでも、入る時に荷物のチェックがあった。
中に入って、ステンドグラスを見上げる。
焼き栗屋のおにいさん、というかおじさん。
夫が焼き栗が大好きで、5ユーロで一袋買って、あっという間に食べてしまった。
焼き栗屋さんは、暇な時、ナイフで傷をつけ、それから焼いていた。
例えてみれば、日本の焼き芋屋さんみたい。素朴だけど美味しい!
ここにも、子供の世界があり、
今回のクリスマスマーケット、日本人はほとんど会わなかった。不思議な位。
ここでも、様々なクリスマスの飾りが屋台で売られていて、
その一つ一つを覗いていくのも楽しい。
ここは、サンタさんの扮装が売られていたが、中に余り可愛くないサンタの顔もあった。
日本人の感性とちょっと違うかも。
また、ストリートミュジシャンというか、家族のようにも見える。
子供もいて、にぎやかに音楽を奏でる集団。
百貨店の入り口の上に飾られたツリー。
チョットは行ってみたら、ここでも、荷物のチェック。
百貨店のスーツをビシッと着込んだ、セキュリティー係が
いとも慇懃無礼に、荷物をチェックする。
デパートを出て、駅の方へ戻る道。
イルミネーションがつきだしたところ。
ストラスブールの駅に向かって。ここから、またTGVに乗り、フランクフルトへ。
このストラスブールの街並みは、素敵だったのに、
帰国してのニュースでは、我々が訪れた二日後には、テロで銃乱射事件があったとのこと。
あれだけの荷物チェックは、それなりの危険があったためかと、思ったことだった。
もう少し、ストラスブールの写真を。
荷物チェックの場所には、一人ずつ通すためにバリケードが。
これが現実。
こうして、旅を振り返ってきて、2018年のうちに終わりたかったのですが、
どうも、後一日、フランクフルトから帰国までが、来年に残りました。
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