峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

稀勢の里、初優勝(横綱)\(^o^)/

2017年01月22日 | スポーツ
ここ数年、大相撲はモンゴル勢に牛耳られ、日本人横綱は言うに及ばず優勝者さえ出ない状況でした。

それが昨年、琴奨菊・豪栄道の両大関が初優勝を果たした辺りから変わってきました。盤石だった白鵬の力にも翳りが出てきたようで場所ごとに優勝力士が変わる展開です。

そんななか、ずっと日本人横綱候補筆頭だった稀勢の里が今場所は好調にトップを走り続けました。とちゅう琴奨菊に負けたときはまたかと思いましたが、それからも勝ち続けました。あれで緊張がほぐれのたかもしれません。

そして千秋楽を待たずに悲願の初優勝が決まってしまいました。そんななか横綱推挙の話も急浮上。ほぼ確実というなかで最終日を迎えました。千秋楽の一番で相手は白鵬。ここ一年では圧倒しています。茨城県からご両親も応援に駆けつけています。



初優勝、昨年の年間最多勝にも輝き、名実ともに最強力士なので横綱はほぼ確実とはいえ、ここで白鵬に勝つとさらに印象が良くなるので大事な一戦です。

識者の予想は白鵬が稀勢の里のパワーを利用し、投げ技で来るという見方です。お互い右と左の喧嘩四つですが、差し手争いは稀勢の里有利になることが多いので、白鵬は差し手にはこだわらないだろうと予想されてました。

しかし展開はだいぶ違ってました。
白鵬がお得意の張り差しに続き、左四つ右から絞りながら寄って出ます。速攻の攻めです。稀勢の里それを弓なりになってこらえます。まわしはどちらも取れていません。しかしふところに余裕があったのか、左からすくって投げました(体を開いたようにも見えました)。予想と真逆でした。



ということで14勝1敗、堂々たる成績です。大関の父君は笑顔、母君は嬉し泣き。良かったですね。親孝行ができました。
2横綱1大関が休場、2大関が負け越しと散々な場所にも関わらず、稀勢の里の好成績のおかげで盛り上がった場所でした。



ということで表彰式です。大相撲関係者も嬉しいでしょう。大本命、期待の星がとうとう優勝したのですから。本人もやっと期待に応えられたことで汗とも涙ともつかない液体が見られました。



たぶん横綱昇進になるでしょう。
史上最もスローな昇進という表示が出ています。白鵬より1歳若いだけです。しかし苦労してきたこと、年間最多勝ということも含め現在最強力士であることは間違いなく強い横綱になるでしょう。
おめでとう\(^o^)/

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コメント (2)
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