電気自動車リーフの急速充電に行く日産自動車の近くにお茶の木公園がある。
早朝、日産の営業開始前などウォーキングしながら充電時間の30分間を過ごすのだが、その途中でもよおしてくることがある。そんなときは岐阜市が設置した小さな公園に行くと、たいていトイレがあるのでよく利用する。くだんのお茶の木公園もそのひとつだ。ここは結構な大木が植わっていて、9月の中ごろからドングリが周りの道に落ちているのが目立つようになった。
そして10月になり、はたと気づくと低木の中に白い花が咲いているのを発見した。椿やサザンカのような花である。
「おお、これはお茶の花ではないか!」
お茶の木公園にお茶の花。
いや、お茶の木公園にお茶の木が植えてあるってのが面白いではないか!
飲むお茶はこの木の若葉を摘み取って、揉んだり乾燥したりしてお茶にするわけだ。
岐阜市内の郊外とはいえ、住宅地の真ん中にこういう植栽を見つけると嬉しくなるねえ。
境界線にあったお茶の木は生垣になっていたのでしょうか?
生垣の場合、枝が伸びて越境したら越境した部分は隣人が処分しても良いのですが、
境界線にあるものは越権行為になりかねません。
50年前に読んだ民法の本にもそう書いてありました。
境界線は揉め事の種になりますので、
きちんとしておかないといけません。
しかし、そんな苦い思い出があったのですね。
わが家にも50年くらい前にはお茶の木がありましたのに、
そして、それが隣家との境界線でしたが、隣人が
勝手に処分してしまいました。
父は気が弱いので何も言い出せず、夫の代になり
会計士を呼び境界線を定めました。
わが家には苦い思い出のお茶の木です。