先月、奈良井宿に行った時の事。
宿場の入り口付近の駐車場にSLが静態保存してありました。
C12ですね。
やや後ろから見るとわかりやすいですが、タンク機関車です。石炭や水を入れるタンクを本体に積んでいるのでタンク機関車です。
タンク機関車は小型のものが多く小回りが効き、後部視界が良いためバック運転が楽なため路線を選ばず使用できるのがメリットです。デメリットは燃料積載容量が少ないことから長距離運行しにくいこと、動輪上に直接水と燃料の重量がかかるため、水や燃料の残量が少なくなると軸重が落ちて牽引力が下がってしまうことなどから長距離運行に向かないことです。
型式のC12。Cは動輪(ピストンにつながった大口径の車輪軸数)の数で、C=3、D=4。同様の車体なら動輪数が少ない方が車輪径を大きくできるため高速運転の旅客用に使われていました。D型は一般的に貨物用でした。C12で動態保存されているのは栃木県の真岡鉄道だけですね。
またC12を淡水車(テンダー)付にしたC56も小海線で活躍し、ポニーの愛称で親しまれていました。
また明知鉄道の明智駅にもC12が静態保存されているそうですが、復元計画があるそうです。
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宿場の入り口付近の駐車場にSLが静態保存してありました。
C12ですね。
やや後ろから見るとわかりやすいですが、タンク機関車です。石炭や水を入れるタンクを本体に積んでいるのでタンク機関車です。
タンク機関車は小型のものが多く小回りが効き、後部視界が良いためバック運転が楽なため路線を選ばず使用できるのがメリットです。デメリットは燃料積載容量が少ないことから長距離運行しにくいこと、動輪上に直接水と燃料の重量がかかるため、水や燃料の残量が少なくなると軸重が落ちて牽引力が下がってしまうことなどから長距離運行に向かないことです。
型式のC12。Cは動輪(ピストンにつながった大口径の車輪軸数)の数で、C=3、D=4。同様の車体なら動輪数が少ない方が車輪径を大きくできるため高速運転の旅客用に使われていました。D型は一般的に貨物用でした。C12で動態保存されているのは栃木県の真岡鉄道だけですね。
またC12を淡水車(テンダー)付にしたC56も小海線で活躍し、ポニーの愛称で親しまれていました。
また明知鉄道の明智駅にもC12が静態保存されているそうですが、復元計画があるそうです。
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