峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

潮騒の舞台・神島

2024年11月27日 | 旅行
三島由紀夫の『潮騒』の舞台・神島
じつは2017年11月24日に訪れていた。なんで今まで記事にしなかったのか不思議だが、先日の同期会で泊ったホテルから海上にその姿を認めたので、思い出して書いてみる。

出発は鳥羽から。二見の夫婦岩駐車場で前泊した。昇る朝日と夫婦岩。


鳥羽港から連絡船で出航。島へ向かう。答志島を経由して神島へ向かったのだが、答志島は別記事にし、まずは神島について・・・

位置的には愛知県渥美半島から4 km 、三重県鳥羽市から14 km 。鳥羽藩の流刑地だったことなどから鳥羽市に属している。


案内板にあるように、『潮騒』によって有名になった。何度も映画化されており、特に2作目の吉永小百合&浜田光男と4作目の山口百恵&三浦友和のものは話題作だった。



島で昼食をとった山海荘(同じ山海でもこちらは「さんかいそう」)に貼ってあったポスターも吉永小百合と山口百恵だった。

昼食はノープランで行ったが、上陸して目に付いた上記の看板を見て食べられるか尋ねたところオッケー牧場だった\(^o^)/



刺身、昆布巻き、玉子焼き、白和え、ブリ?の煮魚、赤だしと及第点のランチだった。

さて、ここから島の観光。まずは島の地図。今いるのは左上の港のところ。

ここから時計回りにめぐっていくことになる。ちなみに、
「その火を飛び越して来い」
『潮騒』のクライマックスシーンは島の反対側にある監的哨(かんてきしょう)が舞台になっている。

てことで、まずはわかりやすい神島灯台。



灯台脇には、こんな至れりつくせりの案内看板があった。原作も読んだことはあるけど、覚えてないもんね。

次にクライマックスシーンの舞台・監的哨(かんてきしょう)。案内板にあるとおり大砲の着弾点を監視した施設。



案内板にあるようにこの日も伊良湖岬が手に取るように見える晴天だった。監的哨の中には「その火を飛び越して来い」の火の跡もあった。

最後はカルスト地形。


カルスト地形といえば石灰岩。地中にできる洞穴は鍾乳洞になるし、地上ではカルスト地形こんな離島でカルスト地形が見られるとは思わなかった。

神島は文学上でも地形上でも楽しめる所で、鳥羽と渥美半島や知多半島を結ぶフェリーにはどちらも乗ったことがあるが途中にある神島は横目で眺めただけだった。あらためて行ってみて本当に良かった。

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