ホワイトカラー・エグゼンプション(自律的労働時間制度)が、経済界を中心に検討されている。
エグゼンプションとは“免除”という意味で、労働基準法で定められている1日8時間、
週40時間の労働時間規制を適用しないということ。
いつ、どのように働くかという自由度が高まり、働いた時間ではなく仕事の成果によって
賃金を決められるというのが賛成派である財界の主張だ。
労働組合側は、労働強化と実質的な賃下げにつながるとして反対の立場。
両者は導入の是非を巡り激しい議論の真っ最中にある。
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本当に忙しくて残業や休日出勤、在宅勤務をせざるを得ない人と、だらだらと仕事をして
成果でなく時間を売っているサラリーマンとの区別をしっかりできるかどうかがポイントだろう。
もう一つのポイントは、成果に対してボーナスや昇給できめ細かく査定できるか?だろう。
それにしても、マスコミは勉強不足であまり報道されていない。
一番残業代を稼いでいるのは、マスコミ関係者ではないのですか?(^_^;)
労働契約法試案(2005.10発表)