宇高航路が１００年の歴史に幕

昨年４月の津国汽船の事実上撤退に続いて、国道フェリーと四国フェリーが、
高松市－岡山県玉野市（宇野港）間の航路を2010年3月26日（金）で廃止すると発表しました。
1910年6月に国が宇高連絡船を就航させて以来１００年にわたる歴史に終わりを告げます。

地図を見ると、瀬戸大橋があるのでフェリーは不要と思う人は多いでしょうが、
自転車や原付バイクなどはフェリーがなくなれば渡れなくなります。
感傷的なことを書くと、１時間という短い時間でも、船は旅情をそそります。





方向として廃止はやむを得ないとして、弱者を放ったらかしにせず、
代替手段などをちゃんと国として考えなければならないでしょう。

それが、「コンクリートから人へ」の政治だと思います。


■廃止されたフェリー会社一覧

意外に沢山のフェリー会社が無くなっています。
時代の趨勢として仕方のない点もあると思いますが、
トレーラーの荷台だけを運んでドライバーの効率化や
環境への貢献、「旅情への貢献」など、残ったフェリー会社には
頑張ってもらいたいです。

■日本のフェリー会社一覧