KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

奈良ホテル創業100周年記念ランチ「天平絵巻」

2010年02月24日 | 奈良あれこれ
2009年10月17日に100周年を迎えた奈良ホテル
記念ランチが2月末まで提供されているので、ビジネスランチに行って来ました。

奈良ホテル、奈良時代の食材でランチ提供-平城遷都1300年記念で - 奈良経済新聞


メイン食材である古代チーズの「蘇」は7世紀末の文武天皇の時、
飛鳥で蘇が作られた記録があり、貴族や高級官人のみが食すことのできた貴重品です。
中央アジアの草原の中で生まれた美味な固形物であった蘇は、はるかシルクロードの道を通り、
飛鳥の都へ伝わって来たと想像されます。
今回の創業100周年特別メニューのために、内田料理長が奈良市植村牧場の
フレッシュな牛乳を長時間煮込み「蘇」を作ったとのことです。

前菜の干し柿、柚との揚げ物や焼物の「大和肉鶏と蘇の杉板焼」に「蘇」が見事に使われ、
大和食材の見事なコラボレーションでした。\^o^/

その他、「古代米の飯蒸し 銀あん」は古代米を焼きおにぎりのようにして、
餡かけを施してました。外側のぱりぱり感と中のもちっと感の触感と
餡の味が見事に絡まって、とても美味しかったです。



■創業100周年記念ランチ「天平絵巻」2,900円のメニュー

「前菜」
  ・蘇と干し柿と柚べしの新挽き揚 柿の葉豆腐 諸子四楽 卯の花 金柑
「おしのぎ」=「ご飯もの」など空腹を一時的にしのぐ食事
  ・古代米の飯蒸し 銀あん
「造里」
  ・旬の鮮魚二種盛り
「焼物」
  ・大和肉鶏と蘇の杉板焼
「温物」
  ・三輪素麺 鯛 冬子 金紙 芹 柚子
「御飯」
  ・大和茶粥 香の物
「宝石」
  ・葛餅 スイートポテト


奈良ホテル100周年記念「天平絵巻」1

奈良ホテル100周年記念「天平絵巻」2

奈良ホテル100周年記念「天平絵巻」3


料理の味にはとても満足したのですが、、、、
奈良No1の奈良ホテルさんにチョッピリがっかりしたことが、、、

1.ランチなので仕方がないのかもしれませんが、せっかくの料理を出すタイミングが
  とてもせわしなく、次から次へと運ばれ、「定食」を食べに来たのではないのになぁ。。。

2.料理長が素晴らしい料理を作られたのに、出された時にその料理の説明が殆ど無く、
  「蘇」がどこで使われていたのか、聞かなければ分かりませんでした。
  メニューを自分で見ていたら良かったのでしょうが。。。。
  「古代米」だけ、説明がありました。

3.デザートのお菓子が出た時には、日本茶のお代わりの確認が欲しかったなぁ。。。

見ていたら、テーブル数に対してスタッフの数が少なく、本来、全体をチェックすべき
立場のチーフ的な人が、忙しく立ち回っていました。
コストダウンを徹底されているのでしょうか???


100周年の老舗らしく、お客さまを良い気分にさせて欲しかったです。
しかし、料理は美味しかったですょ!!

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