KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

電車でのマナー教育

2014年03月20日 | 世の中あれこれ
学校は春休みになり、朝から中高生や大学生が休日を謳歌しています。
「痛勤」電車の中に、朝からレジャーに浮かれる学生さんが目立ちます。
久しぶりに、JR安治川口にある職場に出勤しました。

JR安治川口駅は、JR西九条駅から分岐しているJR桜島線の最初の駅で、
ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)に向かうお客さんで社内は満員すし詰め状態でした。

安治川口駅で降りようとしたら、車内で一向に動きがありません。
出入り口を学生さんたちが塞いで、通せん坊状態です。

「すいません、降ります」と声を掛けますが、出入り口から動こうとしません。

「すいません、一旦降りて、スペースを空けてください。」とお願いしました。



彼達は、満員電車でのマナーなど全然知らないのです。
普段、電車で通学していなかったら、あの強烈な満員電車の中で
自分がどのような立ち振る舞いをしたらいいのか分からないでしょう。


昔は、電車の車掌さんが、車内放送で、混雑時のマナーを伝え、協力を促していました。

・「出入り口で立ち止まらず、車内の奥までお進みください。」
・「降りる方のために、一旦ホームに降りて、スペースをお空け下さい。」
・「カバン類は足元に置かずに、網棚にお乗せください。」

今は、そのようなアナウンスは一切ありません。


マナーは教えなければ、そして、知らなければ実践されません。
若者のマナーの悪さを嘆く前に、しっかり教える必要があります。

最近の世の中の風潮は、権利意識が強くなり、自分さえ良ければいいんだとか、
損か得かで物事を判断するような世知辛いことになってきました。

日本人の美徳である、人を理解しようとする気持ち、情、謙譲が残念ながら薄れてきていますが、
そう簡単にDNAは消え去らないでしょう。
鉄道会社さん、しっかり車内教育を実践してください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする