12月25日のクリスマスの日に、「退職金明細書」を受け取りました。
併せて、ペアーのディナー券を退職記念としていただきました。
私が若い頃の定年退職の先輩方は、9月末と3月末の年に2回が定年退職日になり、
各所属で、ご定年を迎えられた方に花束を贈呈し、残った社員総出でお見送りをしたものです。
今は、定年退職者の60歳の誕生日の月末が退職日になり、殆どの方が
再雇用嘱託で継続して勤務になるので、そのような「儀式」はなく、
淡々としたものです。
思い返せば、1978年の4月に新卒で入社してから、12の所属を経験し、
17回の異動発令を受けました。
38年間の中で、色んな部署を経験し、たくさんの思い出があります。
営業、商品企画、現場の総務、人事、CS対応、料金、コールセンター、
事業のインキュベートと経営の実践、インターネット関連、
地域の関係構築、監査業務などなどいろんな経験をさせていただきました。
また、入社3年目には、中小企業診断士の資格を取ったり、3か月のビジネススクールに行ったり、
2回目の奈良勤務時代に奈良検定の資格を取ったり、転勤で新しい業務に就任すると、
業務知識や周辺の知識や情報を学んだりと、結構、まじめに勉強したと思います。
38年間の会社生活の中での印象的なことを5つに絞ると、
1.26歳で最初の転勤になり、メーカーさんに技術屋さんと間違えられていた
近未来住宅のプロジェクト時代(この時に結婚と最初の子が生まれました)
2.33歳の時に、チーフとして初めて部下を持って、面白おかしく過ごした奈良時代。
3.38歳の時に、3か月間、会社から短期ビジネススクールに派遣していただいた時代。
4.46歳の時にインターネットビジネスを立ち上げて、がむしゃらに動いた5年間。
5.54歳に2回目の奈良勤務で、地域の皆様と交流を深めた3年間など
になるでしょうか。。。。
特に、3か月のビジネススクール時代は、めちゃくちゃ本を読み、
一緒に学んだメンバーとほぼ毎晩交流を深め、すごく勉強になりました。
本当の学生時代は時間があるけどお金がない、社会人になってお金はあるけど時間がない
という状況だったのが、この3か月は、お金も時間もある夢のような期間でした。
人生の中で、3か月現実を離れて、自分自身を振り返ることができたことは、
大変貴重な経験でした。
2016年1月4日からは、仕事としては同じことを続けますが、
雇用契約ではなくなるので、身分的にはやや不安定なことになります。
働ける場所があるのはありがたいことで、精一杯、今まで培った知識と経験、
それと、新たなことを吸収していく意欲をもって、会社や社会に貢献していきたいと思います。