KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

佐野書院の概要

2023年04月23日 | その他あれこれ
佐野善作氏は1895年高等商業学校(現・一橋大学)を卒業したが、海外留学後母校の教員を経て、
1914年東京高等商業学校校長、1920年に大学へ昇格すると東京商科大学(現・一橋大学)初代学長に就任。

1923年の関東大震災で神田にあった東京商科大学の校舎は崩壊してしまい、
1929年ドイツ・ゲッティンゲンをモデルに学園都市として開発した東京府北多摩郡谷保村(現東京都国立市)に
校舎を移転し、佐野善作氏の私邸も木造建築で竣工した。

1939年に国立市の佐野善作氏の私邸は大学に寄付され「佐野書院」として外国人研究者の宿舎として使用。
1994年、「佐野書院」は木造建築だったため老朽化が著しく、大学の要請を受けOB会の如水会の資金援助で改築。

「佐野書院」は改築を経て現在も大学施設として使用され、改築に際し如水会員用の「談話室」が設けられた。
  ※佐野書院の敷地・建物は、全て大学の所有



OB会の如水会員は、佐野書院を会合等で利用できるが一橋大学の許可と予約が必要。
原則として平日9時~20時に利用可能だが、土曜、日曜、祝日の利用も応相談。
*平日も、大学行事等での利用が優先で利用できない日がある。

原則として、ご利用日の4カ月前から2週間前までに申し込み。(空き状況の確認もこの期間)


「佐野書院」は大学関係者の利用だけでなく、地域の文化活動の場所として、
音楽の各種ミニコンサートやボイストレーニング場としても活用されている。


「佐野書院」住所:〒186-0004 東京都国立市中2丁目17−35


■佐野書院案内図





■佐野書院見取り図





   

   






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