愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

カッコいいお婆ちゃん

2007年04月02日 | たっちーの部屋
またまた中国からのにゃんこニュース。
王同香(ワン・トンシャン)さんという70歳を越えていて、しかも持病まで抱えているお婆さんの家に、近所の学生さんが卒業するときに連れて行けないペットの猫を預けていったのですが、年々その数が増え続けついに91にゃんにまでなってしまった――というのです。
これだけいると年金生活のお婆さんにとっては、エサ代だけでも大変な負担。何とか安く済まそうと、毎朝市場に出かけ野菜くずや捨てられた魚の内臓をもらってくるのですが、それでもにゃんこのための出費は月2700元(約4万円)は超える額に。
一方、お婆さんの年金は月700元(約1万500円)。どうやりくりしても赤字続きで、すでに数千元の負債を抱えているのだそうです。
事情を知った環境愛好家協会は援助金を募っているのですが、どうやら次から次へとにゃんこが増えていくようで、問題の根本的な解決には至っていないようです。
新たな飼い主さん探しもしていたところ「すべての猫を引き取る」と言ってきた人がいたのですが、よーく話を聞いてみるとこの方ペットは業者さん。一喝したかどうかは定かではありませんが、きっちりと断り「借金してでもこの子たちを守りたい」と語っているといいますから、何ともカッコいいお婆さんです。
にゃんこたちが、1日も早くやさしい飼い主さんに巡り会えること、このカッコいいお婆ちゃんの健康と生活の安定を祈らずにはいられないニュースでした。
コメント (2)
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