愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

リコール

2007年04月03日 | たっちーの部屋
 すでにご存じの方も多いと思いますが、カナダのペットフードメーカーが2006年12月3日から2007年3月6日までに出荷した犬と猫用のペットフードの大量リコールを発表。北米・アメリカ、カナダで販売された95ブランド、約6000万個の缶詰の回収という規模の大きいもので、リコールになった商品には殺鼠剤の成分が入っていて死亡例まででているとのこと。これだけでもショックなのですが、このニュース、リコールをきっかけにいくつかの?を提供しています。
 まず、今回、リコールになったペットフードを製造していたメニュー・フーズ社は、カナダのオンタリオ州にあって、アメリカの小売り大手ウォルマートやセイフウェイなどのブランド名の商品ほか、国際的なブランドのペットフードも製造しているということです。これでは、森永と明治のお菓子が同じ工場で作られているようなもの。メーカー各社がパッケージやCMを工夫しているのに、同じ工場で作られているのでは、本当に成分に差があるの?って聞きたくなります。
 さらに、消費者からの苦情を受けて、リコールを出す前に成分の調査もしないまま「実験用の猫」に商品を食べさせていたことです。そのため、9匹の猫が命を落としています。「実験用」だからいいというものではありません。こうした生命の軽視も、リコールの原因のひとつのように感じたのは僕だけでしょうか。
 今回リコールになった商品は、正規のルートでは日本に入っていないとのことなのでまずは一安心。とはいえ、安心ばかりはしていられません。
 今回リコールを出したメーカーには日本でもなじみの深い会社も含まれていますし、ペット用の健康食は外国産がほとんど。うちの西子は、腎臓が悪くて高価な外国産のペットフードを与えているのに、殺鼠剤の成分なんて入っていたら、ひとたまりもありません。
 変わるものがないだけに、当面は様子を見ながら与えるしかないんですけど…かなり困った。
コメント (2)
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