愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

猫が招くもの

2007年04月26日 | たっちーの部屋
 先日、お酒の席で「東京っていたるところに猫がいるよねぇ」という話になりました。
 でも「いたるところ」とはいっても、どこでもいるわけではありません。どうやら家猫・ノラ猫にかかわらず猫が多く出没する街には、いくつかの共通点があるようなのです。
 それは、①ランドセルを揺らして走るような子どもがいる、②高齢者や障害者が住んでいる、③お神輿が出るようなお祭りがある、④商店会がある、で東京でもこの要件の2つ以上に該当する地域に猫が多く出没する傾向があるように思います。
 例えば、この要件を2つ以上満たしていない東京の新名所「○○ヒルズ」などの周辺には家猫・ノラ猫ともに見かけることはできません。
 渋谷のセンター街周辺は、商店会はあるようですが、それ以外の要件は満たしていないので、やっぱり猫は見かけません。
 でも、僕が今住んでいる杉並区・阿佐ヶ谷、会社のある豊島区・大塚、足を運ぶことの多い新宿区・西新宿は4つの要件をすべて満たしていて、多くの猫が出没しています。
 東京の下町、足立区内もこの4つの要件を満たしている地域が多く、猫の多発地域。そればかりか、下町の猫らしく、人間とすれ違うと、小さい声で「にゃー」と挨拶をするとのウワサさえあります。
 どうやら、猫が多発する地域の4つの要件は、地域のコミュニティーの有無にも通じるもののようです。
 地域の中で、ノラ猫がいろいろ物議をかもし出すことが多いことも事実ですが、ノラ猫さえいない地域には、どこか冷たさのようなものを感じます。
 地域で猫が招くもの、それは「人と人とつながり」なのかもしれません。

 ちなみに、今回の写真は会社の付近に出没していたにゃんこ。塀の上を歩いているところを目撃し、後を追ったのですが逃げられました。最近、逃げられることが多いです。修行せねば…。
コメント
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