愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

通じた熱意

2008年04月05日 | たっちーの部屋
今回は、久しぶりに思わぬ冒険をしてしまったにゃんこのニュース
岐阜県郡上市の印刷屋さんで飼われている愛猫・さち。さちは、茶色と黒が交じった雑種で3歳です。
ある日、このお宅に洗濯機が届きます。飼い主たちが新しい洗濯機に気をとられているうちに、洗濯機を届けにきたトラックを点検するさち。ほどなく、お届けと据え付けが終了。ドライバーさんは、さちが乗車していることに気づかずにトラックが発進してしまいます。
夜になって、さちがいないことに気づいた家族は、懐中電灯を持って周辺を捜索。翌日以降も小学校6年生の女の子と、小学校2年生の男の子のきょうだいが周辺に聞き込みを行いますが、もとより手がかりがあるはずもありません。10日ほど聞き込みを続けましたが、目撃情報がないことから「もしや!」と気づき、洗濯機を配達してきた電化品販売店に電話。すると「そういえば荷台ににゃんこが乗ってたなぁ。どこのコかなぁって思っているうちにいなくなっちゃったんだよ」(脚色を加えたドライバーさんの言葉)との有力情報をゲット。
早速、同じ郡上市内ながら自宅から35キロ離れた販売店の周辺を捜索。女の子は「猫捜しています」と書いたさちの写真入りのチラシを作り、協力を呼び掛けていました。しかし、手がかりがないまま1カ月が経過し家族もあきらめかけていました。そんな中でも、小学校6年生の女の子はねばり強く捜索を継続。すると、のんきに子どもを追いかけているさちを発見。感動の再開となりました。
さちは1カ月を超えるノラ生活のせいか、少し痩せていたが元気だったとのこと。
さちは、ノラが車庫の隅で生んだのを保護したにゃんこ。熱心に捜索を続けた女の子と、男の子が特にかわいがっていたようです。「郡上市は広いから見つかるはずがないと思っていたが…」と語るお祖父ちゃん。その瞳には、光るものがあったような・なかったような…。まさに捜索を続けた子どもたちの熱意が通じたんでしょうね。
ちなみに今回の写真は、イスに座った僕の膝の上で寛ぐキジロウ。僕に連れて来られ、突然いなくなったはずなのに母猫は捜索していた様子なし。あきらめが早いなぁ。
コメント (3)
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