雨曇子日記

エイティライフの数々です

水の館だより  12月

2014-12-17 19:51:44 | 手賀沼  冬

            

     

 

12月17日(水) 手賀沼親水公園の“千葉県立水の館”4階展望室に上がりました。

東方、沼の先は印西市です。

 

             

 

南方の水面は光を反射していました。

 

             

 

今日は富士山こそ見えませんが、西方の山並みはくっきりと見えました。

望遠にして撮った秩父の武甲山(左・1295m)と両神山(右・1723m)です。

 

             

             

 

北西に、我孫子駅前のケヤキビル、北方の道を隔てた雑木の山に舞うハシボソガラス。

 

             

             

 

2階におりて、展示ぶりが少し変わった事に気づきました。利用者への思いやりに満ちた展示ぶりでした。

 

     

             

            

            

 

これからは、じっくり展示を見るのもいいかも知れない。

 

             

             

     

             

 

 


手賀沼 12月

2014-12-09 21:06:48 | 手賀沼  冬

             

 

12月9日(火)12月になって初めて手賀沼に来ました。

合歓の木はすっかり葉を落として空になった鞘が目立ちます。岸辺の草木も冬色。

 

     

     

 

葦や蓮も茶一色。水面が少し広くなった感じです。

 

             

             

 

鳥達は冬羽にお召替え。

 

             

     

     

             

            (チュウサギは、嘴が橙黄色に、ユリカモメは、赤くなります)

 

橋の下にはコブハクチョウ親子がいました。体だけは親と同じですが、嘴の色が薄いのが子どもです。

 

     

     

     

 

これからやってくる厳しい冬、鳥も人間も元気に乗り越えていきましょう。

 

     

 


手賀沼をカンバスに

2014-02-20 14:49:56 | 手賀沼  冬

             


2月20日(木)晴 無風 AM11:00
手賀沼南岸の遊歩道から水面をみると、対岸の景色を映して、
まるで、“鏡のように”とも“画家のカンバスのように”とも表現できそうな具合でした。


     
     
             


水面に浮かんだ舟、南北に架けられた橋はこんな具合です。


     
     
     
             


対岸の北岸からは見られないのは、太陽の位置から、当然なんでしょうが、なんだかマジックを見ているようです。


YOUは何しに手賀沼へ?

2014-02-04 18:57:29 | 手賀沼  冬

             
             


「そのゴムボートで上陸したんですか?」
「そうですよ。手賀沼から蒸発する気体を調べているんですよ」
「・・・・?」


             


「CODの値は、高いほどいいんですか?」
「いいえ。反対です。低いほど、きれいな水ということです」


             
             


「釣れました?」
「1匹ね」


             


「どちらからいらっしゃったの?」
「鎌ヶ谷だよ。冬はここが一番」


             


誰かがバードウォッチングをしています。


             


「何がいました?」
「カンムリカイツブリ。昨日は市川市のじゅんさい池でミコアイサを見たよ」
「どちらの方ですか」
「白井市だよ」


             
             


「かっこいい走りですね。どちらの方ですか?」
「我孫子市だよ。76歳になるけれど、毎日走っているよ」
「すごいですね」


             
             


コガモがいました。
100羽は下らないでしょう。
北国からはるばる手賀沼にようこそ。暖かい春までゆっくり羽を休めて下さい。
わたしの言葉が通じたのか、コガモはピリッピリッと高い声で鳴きました。


             


手賀沼北岸のコブハクチョウ

2014-01-25 19:37:02 | 手賀沼  冬

     


手賀沼の東の端、曙橋を境に手賀川(利根川に流れる)となります。
手賀川は、国が、手賀沼は千葉県が管理するということですか。(関係ないけど)
今日1月25日(土)は手賀沼北岸を歩きました。
南岸は柏市ですが、北岸は我孫子市です。(これも関係ないか)


             
             
             
     
     
             


北岸の遊歩道は南岸の緑道のようには広くありませんが、落ち着いたたたずまいです。
おや、鳥たちが集まっています。


             
             


やさしいおばさんは、我孫子市の方で、鳥たちは信頼しきっています。コブハクチョウは歯がないので、嘴の中に手が入っても痛くないそうです。


             
             
             


大人になったばかりで、若いコブハクチョウだそうです。


             
             
             
             
             


ユリカモメ君、今日は脇役にしてゴメンネ。


             
             


             


手賀沼・年の瀬 2

2013-12-30 17:16:02 | 手賀沼  冬

             
     


モズの鳴く南岸から、手賀大橋を渡って北岸に来ました。


             
             


桟橋の先に行ってみると柏市のAさんが、ラジコンヨットを走らせていました。


             
             
             
             
             
             


Aさんは、全国大会にも出場するほどのラジコンマニアでした。

岸辺に鳥たちが群がっていました。


             
             
             


コブハクチョウが一羽、黒いオオバン、人懐っこい冬鳥のオナガガモ、海岸から飛んできたユリカモメなどです。


             
             
             
             


水面を踊る一条の光のパレードは、北岸ならではの光景です。


             
             
             
             


手賀沼・年の瀬

2013-12-29 19:45:59 | 手賀沼  冬

             
             
             


一面の枯れ葦、土手には返り花も見られます。
12月29日(日)今年最後の日曜日です。
よく晴れていますが、人出はいつもより少なめです。

子育ての終わったコブハクチョウがボート場の一隅で寂しげに漂っていました。


             
             
             


夏、薄紅色の花をつけ涼しげな木陰を作っていたネムノキはすっかり枯木。
その下を、次々とランナーが通り過ぎます。


             
             
             
             
             


遊歩道は絶好のトレーニングトラックです。


             
             
             
             


けやき会館から

2013-01-31 23:32:24 | 手賀沼  冬

            


            


手賀沼の南岸からもよく見える、対岸の、特徴的な白い建物。
これは、我孫子駅前のけやき会館だ。


    


最上階11階から北方を望む。
筑波山がうっすらと見える。
  

            





我孫子駅を見下ろす。
上野方面に線路が伸びている。


            


我孫子駅南口の、この顕彰碑は、明治29年常磐線開通に当たり、「鉄道なくして町の発展なし」との信念から、駅前用地を無償提供し、駅誘致に尽力した、町長飯泉善雄氏の功績を称えたものだ。


            


けやき会館前の“あびしるべ”には、我孫子市を知るための資料がそろっている。
スタッフの方も親切に対応してくれる。


            


            


この車止めが、繭の形をしているのは、訳がある。

ここが、製糸工場の跡地だからだ。(石橋製糸工場が、昭和60年まで操業)


    


            


駐車場の一角に蚕霊塔(さんれいとう)もある。
蚕も動物で、たくさんの命を奪ったのだから。



    


写真を撮っていたら、通りがかりの野口澄夫さん(88)がいろいろ教えて下さった。我孫子のガイドブックを5冊も発行されているとのこと。


            


しかし、手賀沼あっての我孫子市。
杉村楚人冠も、志賀直哉も、村川堅固も、手賀沼ゆえに我孫子に住んだのではないか。


            


            


            


            
            (楚人冠記念館の一部)


    
  (志賀直哉邸宅跡・建物の一部が復元されている)


            
  (歴史学者村川堅固氏別荘、没後、子息の堅太郎氏に受け継がれる。現在は安孫子市が保存)









            




松ヶ崎城址

2013-01-08 16:35:58 | 手賀沼  冬

            


            


1月 9日。手賀沼の西端に来ました。
広い葦原があります。


            


ここが、手賀沼緑道の始まりです。


            


前方の橋は手賀沼に流れ込む大堀川の北柏橋です。


    


    


釣り糸をたれているのは、東京のYさんです。
かれこれ2時になるというのに、9時半からコイ1匹だそうです。


            


常磐線の先の立派な建物は、昨年竣工したLOGI PORT(物流の会社)です。そのビルの先・・・


            


このマンションと道一つ隔てた小高い一画。


    


            


不動産業者さんにとっては、多分、垂涎の土地?


    


            


15世紀には、このあたり鬱蒼とした森が広がり、山裾を手賀沼の波が洗っていたのでしょう。 


    


            


            


            


    


            


            


柏市がこの土地を借り入れ、城址として市民に開放しているのです。
歴史を理解するには想像力が必要です。
いくらかの説明版はその想像を働かせる手がかりを与えてくれます。

城址公園としてずっと存続してほしいものです。

彼らも同感ではないでしょうか。


            


            




おまけ


    
  (まだまだ除染は終わらない) 


      


手賀沼緑道  2013

2013-01-05 16:52:09 | 手賀沼  冬

            


今年も四季それぞれにこの緑道を歩きます。


    


緑道の沼側は自転車道、水田側は、歩行者・ランナー優先緑道です。



            


この写真、姿勢よく歩いていらっしゃるのは、松戸市のYさんご夫妻。
手賀沼は大好きで、今日は北柏駅から歩いてきたと元気よくおっしゃった。




            




多分、中学校の陸上部の走り初めだろう。今年一年の健闘を祈る。



            



これが、南詰めから見た手賀大橋です。先に見える白い建物は昨年12月オープンの名戸ヶ谷病院です。



            


これは、ネムの木。平成12年完成の緑道ですから木々はみな若いのです。年々の成長も楽しみです。


    


この石碑には、箕輪城の女城主日女若(ひめわか)の物語が書いてあります。
箕輪城跡に建っているのは手賀病院。


            


    


これは、「風早唱歌」。
作詞者 関忠太郎氏が風早尋常小学校で教鞭をとっていた大正元年(1912)の作。
1.大利根ゆるく船乗せて
  東に続く手賀の沼
  波静かにて葦の間を
  つくし置くなり魚り夫が(13番まであり)

氏は、船橋市議会副議長も勤め、昭和38年 90歳で亡くなられた。


            


            


波間にユリカモメが揺れています。


こちらは、大橋の東です。


            


ゴマを撒いたようにしか見えない水鳥の集団も、双眼鏡にははっきり写ります。


            


    


野鳥の会会員の我孫子市Aさんに覗かせてもらうと、200羽以上のコガモがいた。「オシドリのオスも1羽いるんだが」とAさんがおっしゃる。


    


水門のある曙橋が緑道の東端。
ここからは、手賀川。


            





おまけの喫茶店。

ここから、約20キロ先の茨城県利根町にある”とむとむ”


    


    


「只今の珈琲抽出責任者は小池です」の表示。
店主のお嬢さんで、抽出のコンクールで日本一となった方だ。
許可が下りたのでシャッターを切ったが、手が震えた。