(正造記念館裏庭に作ってあったジオラマの一部)
明治 34 年、国会議員の職を辞職して明治天皇に鉱毒問題を直訴した田中正造は、大正 2 年になくなりますが、その骨は被害民たちによって分骨され、館林市雲龍寺、佐野市惣宗寺、など五か所にほうむられていることなどを知りました。
こちらは舘林市が生んだ明治の文豪田山花袋です。少年期を過ごした旧居が保存されています。
明治に建てられた洋風建築の絹遺産「旧上毛モスリン事務所」もありました。
銀色のドームが輝く「向井千秋記念子ども科学館」は入館をパスしました。
最後の舘林藩主・秋元家ゆかりの別邸も立ち寄りました。
(旧藩主が褌姿で投網をする像というのもめずらしい)
ここから、「つつじが岡公園」に向かう尾曳橋のたもとに、十月桜が見られました。
城沼(じょうぬま)を渡ると広い「つつじが岡公園」です。
ここまで来て、疲れたので引き返すことにしました。
市役所が、かってのお城のようにそびえているのを眺めながら、駅への道をたどりました。
まさに歴史の小径を散歩したという感想です。
コンビニ、スーパーのたぐいを見なかったのは珍しいことでした。