8 月 30 日 コボスタ球場のナイター西武 VS 楽天戦は試合進行とともに雨脚が強くなり 8 ー 4 と西武リードの 8 回裏、試合は一時間に亘る中断を余儀なくされた。
この中断中野鳥の一団が現れ、球場いっぱいに乱舞を見せた。
その数、数百、いや千羽近くいたかもしれない。
集団で飛来する鳥といえばハマシギで、その群舞を谷津干潟で見たことがあるが、あれは 10 月ごろだったような気がするし、今回 TV で見た、コボスタ球場のそれはハマシギよりは少し大きな鳥のようにも思えた。
しかし、なんだろう?翌日になれば新聞やその他のメディアが詳しく報道してくれると期待したが、どこも、ただ「野鳥が・・・」としか報道していない。朝日新聞のデジタル版が「チドリらしい」と書いていたがあいまいだ。
30 分近く球場を乱舞し(美しい飛翔だったが)爆竹のような音、照明を消すなどの策をこうじてやっと退散させたこの野鳥、海の鳥なのか、山鳥か、渡り鳥か留鳥か、正体を明らかにしてほしい。
いつまでも、「野鳥が・・・」「野鳥が・・・」では、メディアとして恥ずかしいことではないのか?
その後、仙台の友人佐藤拓郎君に調べてもらい、アカエリヒレアシシギ と判明した。
全長 19 ㎝ 旅鳥で春・秋に洋上で見られ、何万というような群れで行動する。この日は、その一部が仲間と離れコボスタ球場に飛来したとみられる、とのこと。