雨曇子日記

エイティライフの数々です

旧村川別荘への道

2015-02-28 13:31:19 | 我孫子さんぽ

          

 

大正 10 年、我孫子宿本陣が解体されたとき、その一部を買い取って、子の神大黒天の隣に別荘を建てたのは東大教授の村川堅固氏。(現在は市指定文化財)

私達 N K K は、我孫子駅から徒歩で別荘に向かった。

旧水戸街道で目立つのは、本陣跡と道を隔てた旧我孫子宿名主の小熊邸。脇本陣でもあったようだ。 

 

          

                

 

子の神大黒天への道しるべが半ば埋もれて建っている。

 

                     

                

 

途中、椿に囲まれた杉村楚人冠邸園があった。(市指定文化財)

 

                

                

          

 

更に進んだ先の分岐点には、新旧の道標があった。

 

                

                     

 

道端の一軒の民家、蝶の家?

 

                

                

 

壁に取り付けられた木琴には、たたく棒まで備え付けてある。

 

 

                     

                

 

蝶のさなぎの部屋が観察できるようになっている。 3 月中旬ごろ、また通ってみよう!

 

ゆっくり歩いて 30 分ぐらいで旧村川別荘に着いた。

 

                

                

                

                

                

 

昭和 3 年に新築された朝鮮風建物もあった。

 

                

                     

                

                

 

建具、家具等は当時のままなので、しばらくソファに座ってタイムスリップを楽しんだ。

 

 


我孫子駅にて

2015-02-27 14:25:19 | 我孫子さんぽ

                

 

2 月 24 日(火)午前 10 時、我孫子駅南口でNさん、Kさんを待ちました。ラッシュの時間帯を過ぎて駅前は閑散としています。

 

          

 

花壇、我孫子に住んだ文化人の写真、飯泉喜雄顕彰碑は駅前の 3 点セットです。

 

                

                

       

 

駅用地の無償提供、我孫子町長も務め、我孫子の発展に貢献した飯泉喜雄氏の顕彰碑は、蒸気機関車の形です。

交番の裏手にあって目につきにくい庚申塔は、一見の価値があります。

 

                

                

                     

                     

 

駅開設当時我孫子駅では、職員の死亡事故などが数件起こり、その災いを除くためこの碑を建てたようです。

NさんKさんが来たので、ケヤキ会館 11 階の展望室に行きました。

 

          

                 

                

          

 

駅前にあった製糸工場(山一林組工場・明治39 )を記念した公園がありました。

車止めは、繭の形をしています。Kさんにポンプを押してもらうとすぐ水が出ました。

 

              

                


日光の余韻

2015-02-26 13:30:24 | 大歩危トラベル

2 月 20 日(金)出発、1 泊 2 日の日光旅行、その余韻に浸っています。

高台に建つ金谷ホテルから、男体山・大真名子・女峰・赤薙と、 2 千m を越す日光連山が手に取るように眺められたこと、これは最高の眼福でした。

 

                

                

                

 

大猷院(たいゆういん)の仁王門からの参道、神奈川県産根府川石を敷き詰めてありますが、二天門へと左折する、その右側角に建つ水盤舎、これは建造物として日光屈指の傑作と知りました。(存在すら気づかなかったのです)

 

                

 

輪王寺逍遥苑の小さな茶室。素材とか、造りなど、ありきたりかも知れませんが気に入りました。

 

          

                

 

東照宮には、美術館があります。電池が消耗したので写真は撮れませんでしたが、昭和 3 年築の木造の建物で、たくさんの部屋の杉戸襖の絵画、欄間や床の間に掛けられた書などが作品です。

徳川家達(いえさと)の書を見て、NHK大河ドラマ「篤姫」に登場した幼い家達を思い出し親近感を覚えました。

昭和 3 年なら家達さんはご存命で、東照宮参拝の際、ここで揮毫されたのでしょう。もともとこの建物は社務所だったそうですから、特に徳川家の方にとっては休憩所だったのでしょう。

今や日光は世界遺産の地。ますます世界中から人々が訪れることと思われます。

“日光を見ずして結構というなかれ”

 

                

               (東南アジアの僧らしき方を二荒山神社でお見かけした)

 

                

     

 

                


日光へ

2015-02-25 15:28:54 | 大歩危トラベル

          

 

2 月 20 日(金)東武アーバンパークライン柏発 10 : 23 大宮行きに乗り込みました。

電車は川間駅を過ぎたところで大きく西に曲がって江戸川を渡り埼玉県に入ります。

 

                

 

春日部で 11 : 13 のスカイツリーライン快速電車に乗り換えです。(前 2 両会津田島・中 2 両鬼怒川公園・後 2 両日光)

後 2 両だけが下今市駅で切り離され日光へ行きます。

 

                

                     

                

 

栗橋駅を過ぎて、利根川を渡り北上します。しばらくは田園風景。まだ山並みはずっと先です。

 

                

                

 

栃木市は、明治 17 年まで栃木県庁が置かれた街で、JR両毛線も通ります。

 

                

                

 

しばらくして、足尾から流れる渡良瀬川を渡ります。

 

                

                

 

さつきの栽培や鹿沼土で有名な鹿沼市に入ると山が近くなってきました。

 

                

                

                

 

日陰や、山襞には雪が残っていました。下今市駅からは 2 両になって日光に向かいます。

 

                

                

                

 

男体山を望み、JR日光線の車両を見て、東武日光駅に着きました。

 

                

                

 

東武日光駅着 13 : 01 柏から 2 時間 38 分の電車旅でした。

 

                


日光の商店街

2015-02-24 20:00:53 | 大歩危トラベル

                

 

2 月 20 日(金)雪の残る日光に来ました。

旧例幣使街道は、東武日光駅まで来るといよいよ大詰めです。歴史ある商店が軒を並べています。

 

                

                

 

一年ぶりに来てみると、道幅が広くなり、新しい店が増えたように感じます。電線が地下に移って空が広くなりました。

 10 分ほど歩いて右側にある蕎麦屋“魚要”に入りました。

 

                

                

 

ご主人は、昭和 3 年生まれの 87 歳、“蕎麦には自信あり”と、まだまだお元気。

「ふじや」の湯波(日光では「葉」ではなく「波」を使う)を入れた「湯波そば」を食べました。

 

                

                

                     

 

店のテーブルや腰板に日光杉並木の杉が使われています。

 

                

                     

                

 

数々の老舗、新規の名店が軒を連ねるこの大通りに人が溢れるのは、そんなに遠いことではないでしょう。

 

                

                

                

                

                

                

                      (日光市役所日光総合支所)

                

                

                

                


日光の史跡を歩く

2015-02-23 15:21:36 | 大歩危トラベル

2 月 20 日(金)神橋を左手に見て大谷川(だいやがわ)を渡り、「史跡探勝路」の標示に誘われて、本宮神社への石段を登りました。

 

          

                

                

                

                

 

本宮神社の祭神は太郎山だそうで、山岳信仰を今に伝えています。

神社の裏手は四本龍寺です。神仏習合です。

 

                

                     

                

                

 

三重塔の創建は、源実朝だそうです。

奈良時代の終わり、天平神護2 ( 766 ) 勝道上人が男体山に登頂して日光山を山岳仏教のメッカにして以来、輪王寺の前身である光明院を中心に、日光は三社権現信仰の地として栄え、鎌倉、室町と時代が下るにつれ、僧坊 500 を数えるほど賑わったといいます。

 

          

                

                

                

 

そんな名残を感じつつ雪道を歩き、輪王寺の境内に来ると、勝道上人の大きな像が迎えてくれました。

 

          

 

輪王寺三仏堂は現在修理中ですが、工事現場は 400 円で参観できます。

 

                

 

 


大猷院廟(たいゆういんびょう)

2015-02-22 19:14:23 | 大歩危トラベル

          

 

一泊二日の日光の旅、初日( 2 月 20 日)は主に大猷院を見学しました。

 

                

          

                

 

東照宮の絢爛豪華な意匠に対して、小規模で繊細ですが、それは、家康公を凌いではならないという家光の遺言によるのだそうです。仏式の造りで、鳥居はありません。つまり、こちらはお寺。

立派なのは水屋です。山の湧き水が石造りの樋で運ばれてきます。天井には龍の絵が描かれています。(しかとは分かりませんが)

 

          

                

 

石畳の参道を南に折れて二天門、更に、鼓楼、鐘楼を左右に見て夜叉門(東照宮の陽明門にあたる)へ続きます。

 

                

          

                

 

4 体の夜叉が門を守ります。

 

                   

                   

 

その奥に現れるのが唐門です。

門をくぐると、拝殿、相の間、本殿が一体となった権現造りの建物があります。東照宮の寛永の大造替の16 年後の建築だそうです。

 

               

 

 

                

                

                

 

竜宮門の異名をもつ皇嘉門(こうかもん)の奥に家光の墓所がありますが、ここは未公開です。

 

                

 

                

                    

                

 

 


日光金谷ホテルの品格

2015-02-21 22:28:16 | 大歩危トラベル

                

 

2 月 20 日(金)日光金谷」ホテルに一泊しました。

大谷川にかかる神橋を見下ろす高台に建つクラシックホテルです。

戊辰戦争で日光山を戦火から守った板垣退助の像が建つ脇の道を上って行くとホテルの玄関です。

 

                     

                

                 

 

ロビーの窓越しに日光連山が見え、「マッターホルンの麓の町ツエルマットのようじゃないか」などと思いました。

 

                

                 

 

案内された 2 階の一室は、シンプルながらも、天井が高く、暖房はスチーム、窓には障子が嵌め込んでありました。

 

                

          

 

夕食は階下の食堂に行きます。

 

           

                

                

                

 

オードブルに始まりコーヒーで終わるフランス料理が一皿ずつ運ばれてきました。

 

                

                 

                

                

          

          

 

ぐっすり眠って翌朝窓越しに朝日に輝く日光連山を心ゆくまで眺めました。

 

                

                

                

 

朝食もまた昨夜の食堂。一品ずつテーブルに運ばれてきます。

 

                

          

 

チェックアウトをして宿を出るとき、この日本最古のクラシックリゾートホテルを眺め、140 年を一貫したスタイルで通してきた一種の風格のようなものを感じました。

よい一夜をありがとう!

 

                

                

                

参考  1 泊 2 食付宿泊料  18,360 円

 

                 

                

 

 


柏諏訪神社の庚申塔

2015-02-19 13:58:43 | 柏(ビルの街・柏駅周辺地区)を歩く

                

 

2 月 16 日(月)近くを通りかかったので、柏諏訪神社に立ち寄りました。柏市役所の裏手です。歴史的に見れば、柏市役所こそ、諏訪神社の裏手と言うべきかもしれません。

 

                 

          

        

 

社殿は新しく立派ですが、樹木や石灯籠は年季が入っています。

 

        

              

 

「待道大権現」が祀られていました。

これは、、民間信仰の一つ、安産の神で、発祥は我孫子市岡発戸(おかほっと)といわれます。村の若妻の講が信仰したと言われます。

 

          

 

神社の裏手にまわってみると、庚申塔がいくつも並んでいました。

 

                

                

                

                

               

 

同じような形であることから、百体の造立を目ざした百庚申ではないかと思いました。

読み取れた年号で一番古い天保三年( 1832 )にしても、私が生まれた年より100 年ほど昔で、そう考えると、そんなに昔ではないという気になります。

そのころは、人家も少なく、神社の杜には樹木が鬱蒼と茂って、狐や狸も多く棲んでいたことでしょう。そのなかに置かれた庚申塔は人々にもっと身近で、何かを語りかけてくれる存在であったことでしょう。

 

 

  

 

 


ラーメン魁力屋

2015-02-18 13:35:47 | 柏(ビルの街・柏駅周辺地区)を歩く

               

 

ラー子「ラーメン屋さんの看板が見えてきたわ」

メンちゃん「魁力屋(かいりきや)って言うんだよ。国道 16 号沿いの柏市役所前」

ラー子「チェーン店でしょう?」

メンちゃん「そう。全国 9 県で展開中。千葉県には 7 つかな」

 

                

                

          

                

 

メンちゃん「小上がりにテーブルが 4 つ、カウンターが 15 席で定員 39 人かな」

ラー子「何を食べたの?」

 

           

 

メンちゃん「迷いに迷って、結局九条ネギのラーメン」

 

                

                     

                

                

 

ラー子「あんなにネギ食べて、お腹だいじょうぶ?」

メンちゃん「うんメーエ。九条ネギは海藻の食感だったよ」

 

                

                

 

メンちゃん「自家製のたくあんもおいしかった」

ラー子「なかなかよさそうなお店ね。繁盛店というのも頷けるわ」