火野正平さんの「心の旅」で全国に知られた手賀沼「ヒドリばし」です。
(この方は火野正平さんではありません)
火野正平さんは 7 月 23 日、ここで、我孫子市在住染谷博さんの手紙を読みました。
60 年前、手賀沼がもっときれいで、水底まで澄んでいたころ、お父さんと釣りをした思い出を語った手紙です。
手紙にもありましたが、昭和 49 年から平成 13 年まで 27 年間も手賀沼は日本一汚れた(COD の数値が高い)湖沼だったのです。といっても、現在ワースト 3 位で、同じ千葉県の印旛沼に 2 位を、宮城県の伊豆沼に首位を譲ったに過ぎませんが。(現在 COD の数値 手賀沼 9 . 2 印旛沼 12 )
(手賀沼に流れ込む大津川 の河口にあるのがヒドリばし)
手賀沼の水質改善に貢献したのが北千葉導水事業。利根川の水を引っ張ってきて放水する計画である。
それは、国土交通省によって実行された。
(運ばれてきた利根川の水は 5 m の深さの貯水池に貯められる)
(毎秒 10 ㌧の水が放流されているという)
(第 2 機場の 4 号まであるポンプ)
(第二機場ビジターセンターから見る貯水池)
要するに手賀沼は利根川水系の中にあるということが分かった。