文芸春秋社刊(2006年第 1 刷)”ニコリ「数独」名品 100 選”の 27 ・ 28 は、古池東風氏の作品だ。
「定年の時、婿から合本をもらい、14 号で数独に出会う。解くように作り出し、ニコリに載らぬものは仲間の作品展用にしている」(作者のプロフィール)
他の作者のプロフィールを抜き書きします。
35 ● 桂川雅子
「丸顔の普通のオバサマです。主婦、テニス、ウォーク、草花、パズルのうち、パズルの割合が上昇中です」
47 48 ● Cro猫
「中学時代から種々のパズルに手を出す。自分の作品で周囲の人々が苦しむ姿を見ることに快感を覚える。以来ひたすら作り手の道を歩む」
49 50 ● TeaM
「投稿する人だったのに、いつの間にか選ぶ側の人になりました。作り手の楽しさも苦しさも、熟知しているつもりです」
85 86 87 88 ● 赤い魔術師/武井大輔
「三度の飯よりパズルが好き。好物はたくさんありますが、数独は毎日食べても飽きが来ないご飯みたいなもの。絶対に欠かせません」
数独の父 ● ニコリ代表 鍛冶真紀氏巻頭コラム”数独は進化する”からの抜粋
「・・・私は 1980年、日本で初めてのパズル雑誌「ニコリ」を友人二人と創刊した。・・・1984年競馬に負けて電車の中で持ち歩いていたアメリカのパズル雑誌を広げ、片隅に載っていたナンバープレイスというペンシルパズルに目が行き・・・ひやぁ、面白いではないか。
それからは、バックナンバーを買い集め、解きまくった。手の内にいれ、作る側になり、お披露目となる。さてタイトルは?・・・1 ケタねえ、シングル、1 人、独身・・・。ポン。数字は独身に限る。よし。決めた。「ニコリ」本誌にだしたとたん、反響があり、作品がどっと集まった。人気のある証拠だ」
私は、作り手には逆立ちしたってなれませんが、「数独」がこの世に生まれ、身の回りにふんだんにあり、いつでもどこでも楽しめることを大変幸せに思う一人です。